2010年09月18日

4.レチャーダ(ドゥルセデレーチェ の09)

【馬名】 レチャーダ(ドゥルセデレーチェ の09)
【由来】 牛乳と砂糖を温めたもの。糖菓子ドゥルセデレーチェの元と言われている。母名より連想。(西語)
【性別】 牝
【毛色】 鹿 
【父】 ティープインパクト
【母】 ドゥルセデレーチェ (母父 フレンチデピュティ )
【生年月日】 2009年2月3日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 2800 万円(一口価格 7 万円)
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【カタログのコメント】 昨年募集の兄と同様にディープインパクトを父に迎えての登場となりました。牝馬のぶん兄よりも若干すっきりとした印象ですが、2年連続での素晴らしいでき栄えを見れば、ガッチリ系の肌馬に軽さが売りの父との配合は、ベストマッチと言っても良いかもしれません。父の産駒らしく可動域のとても大きいつくりで、しなやかな脚さばきからストライドの大きな走りを繰り出す様は軽量牝馬とは思えないほどです。ときおり見せる繊細さは非凡な瞬発力の持ち主であることの証明でもあり、牝馬らしいキレ味を駆使して大舞台の頂点へと駆け上がります。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2003 生まれ、本馬は 6 歳の時の産駒
【母の戦歴】 "亜国産,亜年度代表牝馬,亜3歳牝馬
チャンピオン,亜4勝,亜ダービー-G1,亜オークス-G1,カルロ
スペレグリーニ大賞典-G14着,フランシスコJ.ベアスレイ賞
-G24着,ペルー・米入着,南米ジョッキークラブ賞-G14着,サ
ンゴルゴニオH-G24着"
【母の引退時期】 2006/10/28 (引退年齢 3 歳)
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【初仔の生年月日】 2008/1/30
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 4

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖ポテンシャルは高いと思います。
母自身は、現役時代に体質が弱かったのですが、それがそのまま産駒に遺伝するというのは、私の知る限りでは極めて少ないですので、おそらく大丈夫でしょう。
(※血統的に、もともと体質が弱い種牡馬だとか、母系だという場合にはそれが遺伝するケースがあります。)
本馬は初仔ですし、少なくともこの繁殖は現役時代のレースでは疲弊していません。
さらに、体質面でもサンデー系との配合はプラスに働くでしょう。
問題なく、良い仔を出せると思いますし、期待したいですね。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 Northern Dancer 6.25% 5 x 5
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【父】 ティープインパクト
"【競走成績】
日仏で2〜4歳時に14戦12勝。05、06年年度代表馬。日牡馬三冠

【種牡馬成績】
07年より供用。ヒラボクインパクト、サイレントソニック等が新馬勝ち"
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【母父】 フレンチデピュティ
"【競走成績】
米で2〜3歳時に6戦4勝。ジェロームH-G2(ダ8F)

【種牡馬成績】
96年より供用。クロフネ(ジャパンCダート-JPN1、NHKマイルC-JPN1)、レフトバンク(ホイットニーH-G1、シガーマイルH-G1、ヴォスバーグS-G1)、レジネッタ(桜花賞-JPN1)、アドマイヤジュピタ(天皇賞・春-G1、阪神大賞典-G2、アルゼンチン共和国杯-JPN2)、エイシンデピュティ(宝塚記念-G1、金鯱賞-G2)、ピンクカメオ(NHKマイルC-JPN1)、ノボジャック(JBCスプリント-JPN1、東京盃-JPN2)、フレンドシップ(ジャパンダートダービー-JPN1)、ジェネルー(5 月25日大賞典-G1)、メイショウベルーガ(日経新春杯-G2)、サンアディユ(セントウルS-G2)

【母の父として】
ヴィジョネア(キングスビショップS-G1)、キングオブシドニー(ヘンケルトロフィー-G2)、ノーショナル(サンラファエルS-G2)、スズカコーズウェイ(京王杯スプリングC-G2)、ブレイクランアウト(共同通信杯-G3)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父フレンチデピュティの産駒は、高速馬場を得意とし、高いスピード持続力を持っているのが特徴です。BMSとしてもこれからサンデー系種牡馬との相性を考えれば、相当期待は高いと思います。

母母父ポトルリャゾは、アルゼンチン年度代表馬で、アルゼンチンダービー−GIを制し、中長距離で活躍した名馬で、ナスルーラ系ナシュアの直系という珍しい血統です。ナシュアは、ナスルーラ系の大種牡馬で、ご存じのとおりロベルトやミスタープロスペクターの母父という優秀なBMSです。現役時代の戦歴も30戦22勝と20世紀の名馬に数えられ、ライバルである名馬スワップスとの死闘は有名で、ナスルーラ系特有の高いスピード持続力を持ち、産駒にもそれらの良い競争資質を遺伝します。

母母母父バナースポートは、良い競争資質を遺伝するレイズアネイティヴ系種牡馬で、近親に米年度代表馬ブッシャーがいます。

祖母ポトリザリスは、アルゼンチン年度代表馬で、アルゼンチンのダービーとオークスを制した名牝中の名牝で、日本に輸入され重賞3勝馬のディラデラノビアを輩出しています。

父ディープインパクトは、言わずとしれた日本の三冠馬です。
サンデーサイレンス産駒は、現役時代に活躍した馬が名種牡馬になる確率が高いのが一つの特徴ですので本馬の活躍も大いに期待できますが、三冠馬は種牡馬として成功しないというのが競馬界の常識ですので、そのジンクスも一緒に打ち破って欲しいところです。
ディープインパクトの血統構成ですが、父サンデーサイレンスは、スピードのみならず、闘争心を決め手や粘りにかえた、聡明かつ野性的な馬であり、かなりの優性遺伝力をもった名馬であることは疑いようがありません。
一方、母系ですが、分析すると非常に重厚なスタミナ血統で母父アルザオは、タフなスピード持続系であるリファール系の種牡馬、母母父バステッドBustedは、キングジョージY&QES−GI、エクリプス賞−GIなど中−長距離を中心に活躍し、英年度代表馬になった名馬で、スタミナ豊富なブランドフォード系、母母母父クィーンフッサーQueen's Hussarは、フェアウェイ系の種牡馬で、フェアウェイの4×4×4のクロス、フェアトライアルの3×3の強いクロスをもっていて、キングジョージなどGI7勝の稀代の名馬ブリガディアジェラードBrigadier Gerardの父として有名、母母母母父ボーリアリスは、コロネーションC−GI、英セントレジャー−GI2着など19戦7勝と活躍しましたが、スタミナ豊富なテディ系の長距離馬です。
母系のボトムラインは、これでもかというくらいのスタミナベースで、そこにサンデーサイレンスは、やはり走るパターンと言って良いでしょう。
もうひとつ、この種牡馬の産駒を評価する時、忘れてはいけないことがあります。
それは、ディープインパクトは、その兄弟が馬体が比較的大きく、それゆえ脚元の故障で能力を最大限発揮できないまま競走生活を終えたのに対して、馬体が小さかったことが幸いし、蹄に持病を抱えていたにも関わらず、それ以外の致命的な故障を引き起こさなかった可能性が高いと言えます。これは多くの関係者も、そのように考察しています。
つまり産駒が大きい馬体に出た場合には、脚元の不安が常につきまとう可能性もあるということです。
しかしながら、もしかしたらこれも杞憂に終わる可能性があります。
というのは、現時点で各クラブで募集されているディープ産駒を見ると、比較的馬体が小さく、脚元の負荷は少ない場合の方が多そうだからです。
ノーザンダンサー、ハイペリオン、リボーなど現在の主流血脈を構成する名馬達がいずれも小さい馬だったことを考えれば、ディープインパクトが、数十年後、世界の主流血脈になっている可能性は十分にあると言えます。

血統構成を見てみると、南米血脈からの血の活性要素もありますし、母父フレンチデピュティのポテンシャルの高さ、そして何よりディープインパクトとの配合で、母ドゥルセデレーチェに見られた決め手不足が解消され、高いパフォーマンスが期待できますね。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、特定のクロスの効用や相性(ナスキロなど)については勉強不足。というかあまり興味がない。)
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3.厩舎診断
【調教師】 萩原清
2010リーディング(8.15現在) 27 位、勝利数 18 勝,勝率 0.141 連帯率 0.211 管理代表馬 ランフォルセ
2009リーディング 53 位、勝利数 22 勝,勝率 0.112 連帯率 0.218 管理代表馬 ロジユニヴァース
2008リーディング 14 位、勝利数 31 勝,勝率 0.153 連帯率 0.236 管理代表馬 ロジユニヴァース

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 151.5
胸囲(cm) 170
管囲(cm) 19.3
体重(kg) 384
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 △
【後肢の踏み込み】 −
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "本馬は、よくまとまったコンパクトな馬体ですね。
顔が競走馬らしい、芯の強そうな目をしています。
手綱が緊張しているので、結構うるさいと思いますね。
首差しが良くて、細めで、良い感じですね。
馬体の形や肩の角度から距離は短めでしょう。
上腕三頭筋が良く発達しています。
繋ぎの角度が絶妙で、器用な感じがしますね。
胴回りはちょっと詰まり気味で、ちょっと背たれで、早生まれの割にはまだ幼い感じです。
トモは幅に出てきそうな形で、コンパクトですが、コンパクトな中にも寛骨周りの筋肉が良く発達していると思います。
飛節が少し薄手で、歩様もブレ気味です。
歩様全体としては、トモ高なので、後肢のアクションがたどたどしいですが、これは成長と共に改善していくはずで、それ以外は問題はないでしょう。
早生まれなのに馬体が小さいので、その点は減点しなければなりませんね。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖ポテンシャルが高く、血統背景もアルゼンチンの血が良い具合に入っていて、父ディープでおもしろいと思います。
トレーナーも一流ですし、価格も父ディープですので、よく押さえられています。
血統は、少し長めの血統ですが、馬体は明らかに距離短めの馬体でちょっとアンバランスですが、父ディープでマイルくらいならまったく合っていないとも言えないでしょう。
問題は馬体サイズで、なんぼ馬体バランスなどほかの部分が良くても私としてはあまり★は付けられません。
馬体が小さいのだけが惜しいですね。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
posted by 楽天馬 at 21:28| 関東馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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