2010年09月18日

11.チャイナキッス(チャイナドール の09)

【馬名】 チャイナキッス(チャイナドール の09)
【由来】 ライチリキュールを使ったカクテルの名前。このカクテルで勝利の美酒に酔えることを願って。母名より連想。(英語)
【性別】 牝
【毛色】 鹿 
【父】 シンボリクリスエス
【母】 チャイナドール (母父 スペシャルウィーク )
【生年月日】 2009年3月6日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 1400 万円(一口価格 3.5 万円)
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【カタログのコメント】 長距離砲同士の掛け合わせらしく雄大で伸びのある好馬体となり、牝馬とは思えないほどの迫力を感じます。トモの踏み込みが良く地面をしっかりと掴んで歩き、キャンターではしなやかで跳びの大きな走りを見せ、その馬体が見かけ倒しではないことを証明しています。気性的に非常に活気があり、これまでの夜間放牧も疲れを見せず元気いっぱいにこなしています。古馬になって充実期を迎えた近親のアーネストリーはこの一族を象徴するような存在で、タフさを受け継いだ本馬も息の長い、右肩上がりの競走生活を送ってくれるはずです。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2001 生まれ、本馬は 8 歳の時の産駒
【母の戦歴】 4勝,伊良湖特別
【母の引退時期】 2007/3/10 (引退年齢 6 歳)
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【初仔の生年月日】 2008/3/3
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 1

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "引退の直前3ヶ月で5戦、6ヶ月で9戦していて、1ヶ月足らずで繁殖入りは相当疲労を残していることは容易に想像できます。
しかも最後のレースは勝っていますからね。
現役時代は6歳まで走って21戦4勝。見事な成績ですが、繁殖入り後の産駒の成績はそうはなかなかいかない可能性が高いと見ます。
しかも産駒の完成時期が比較的遅めのクリスエスとの配合で、本馬のデビューも遅くなる可能性大。
こういう繁殖は初仔だけ活躍するケースがありますが、本馬は二番仔でそういうことも想定できません。
唯一、繁殖の最も活躍馬を出す時期繁殖黄金期であることが救いでしょうか。
ということで、総じて繁殖ポテンシャルは低めに見積もらざるを得ないでしょう。
こういう優秀な繁殖こそ引退後1年くらい休ませて欲しかったですね。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 Hail to Reason 9.38% 4 x 5
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【父】 シンボリクリスエス
"【競走成績】
日で2〜4歳時に15戦8勝。02 年、03年年度代表馬。有馬記念-JPN1(芝2500m)2回、天皇賞・秋-JPN1(芝2000m)2回、神戸新聞杯-JPN2(芝2000m)、青葉賞-JPN2(芝2400m)、東京優駿-JPN1 2着、ジャパンC-G13着2回

【種牡馬成績】
04年より供用。08年ファーストシーズンリーディングサイアー。サクセスブロッケン(フェブラリーS-G1、東京大賞典-JPN1、ジャパンダートダービー-JPN1)、アリゼオ(スプリングS-G2)"
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【母父】 スペシャルウィーク
"【競走成績】
10勝、東京優駿-JPN1、ジャパンC-G1。

【種牡馬成績】
シーザリオ(アメリカンオークス-G1、優駿牝馬-JPN1)、ブエナビスタ(桜花賞-JPN1、優駿牝馬-JPN1、ヴィクトリアマイル-G1)、インティライミ(京都大賞典-G2)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父スペシャルウィークは、母系に名牝フロリースカツプの系統で日本の誇る大牝系シラオキがいます。
スペシャルウィークの母父マルゼンスキーのBMSとしての実績は本当にすばらしく、マルゼンスキー自身のニジンスキー×バックパサー×プリンスキロという累代は母系に入って非常に力強いです。
また、このスペシャルウィークの母系の累代は、そのマルゼンスキー×(ハイペリオン系の凱旋門賞馬セントクレスピン)×(シンザンの父で7度日本のリーディングサイアーに輝いたヒンドスタン)×(BMSとしても活躍した大種牡馬プリメロ)と続きます。
非常に力強い血に溢れ、母父としてどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか注目したいですね。

母母父ノーザンテーストは、スピード、スタミナ、底力と非常にバランスの良い種牡馬で、BMSとしても非常に優秀な種牡馬で、日本では1982年にテスコボーイから日本リーディングサイアーの座を奪い取ると、通算10回のリーディングサイアーに輝き、1990年から2006年まで17年連続リーディングブルードメアサイアーにも輝いています。

父シンボリクリスエスの産駒は、骨格が太くて、早い時期から前後躯のバランスが良くて、サラブレッドとして理想的な好馬体が多いのが特徴です。
また、父に似て無駄な筋肉が少なく、胸囲があって、心肺能力が高く、いかにもスピード持続力が高そうな産駒が多いですね。
馬体だけ見ると相当活躍しそうな産駒が多いのですが、成績を見てわかるとおり、見映えに対しては若干割引が必要です。
また、本格化する時機が若干遅めという評価が、牧場でも既に定着してきていますので、これからはその点を考えて、産駒を分析することが必要です。
産駒は馬体バランスの良さを活かすためにも、飛節や繋ぎがしっかりとしたバネのある柔らかいタイプを選びたいですね。
ちょっと勝ちみが遅いという点を考慮すると、やはり晩成血統の繁殖との産駒はオススメできませんし、牝馬についてもかなり吟味しないといけませんね。特に仕上がりに時間がかかりそうな立派すぎる馬体の牝馬は要注意です。
クリスエスの血統全体としては芝の中−長距離をベースにしたタフなスタミナ(スピード持続)型の血統と言えると思います。

母系のブラックタイプも、ダイナチャイナから大きく枝葉を広げており、申し分ないですし、血のバランス自体も申し分ないと思います。
後は父シンボリクリスエスのポテンシャル次第ということになりそうです。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、特定のクロスの効用や相性(ナスキロなど)については勉強不足。というかあまり興味がない。)
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3.厩舎診断
【調教師】 大竹正博
2010リーディング(8.15現在) 27 位、勝利数 18 勝,勝率 0.115 連帯率 0.186 管理代表馬 ゴールデンハインド
2009リーディング 132 位、勝利数 11 勝,勝率 0.064 連帯率 0.123 管理代表馬 アップグレーデッド
2008リーディング 229 位、勝利数 0 勝,勝率 0 連帯率 0 管理代表馬 ミスティックダイヤ

◆楽天馬の評価◆ ★★★★☆☆☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 155
胸囲(cm) 175.5
管囲(cm) 20
体重(kg) 433
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 △
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 △
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "顔は素直そうで、従順そうな感じです。
首差しが良くて、太さもちょうど良い感じです。
肩は良い筋肉がついていて、上腕三頭筋も良く発達しています。肩の筋肉と胴の感じから中長距離の感じですね。
繋ぎの角度良く、クッションも良い感じ、管囲もあって、足もとは不安が少ないと言えます。
胴回りもそんなに無駄肉がついていなくて、仕上げやすい馬体だと思います。
若干背たれで胴のびが良すぎる感じですが、締まってきて、背たれが解消される頃にはちょうど良いバランスになっていることでしょう。
トモはまたボリューム感こそないですが、角度良く、形良く、まずまずだと思います。
飛節は見た目普通ですが、歩様も合わせて見ると現状では若干しっかりしていないところがある感じです。
歩様は、その後肢の飛節のアクションと前肢の遊びが少し気になるところです。
馬体サイズはまず良くて、中型クラスの競走馬になりそうです。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖ポテンシャルが少し不安で、体質面では注意が必要ですが、血統はおもしろく、父クリスエスの丈夫さが体質面をカバーしてくれそうな感じもあります。
トレーナーは、牧場での評判だとまず良いようですし、馬体は非常によく見せていて、距離適性も血統と良くあっています。
価格は、安めの設定でひとつ勝てば長く稼いでくれそうな馬です。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
posted by 楽天馬 at 21:36| 関東馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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