2010年09月18日

16.トゥルーマートル(スルーレート の09)

【馬名】 トゥルーマートル(スルーレート の09)
【由来】 「銀梅花」の意。本馬の誕生花。祝いの木とも呼ばれ、縁起の良いものとして結婚式のリースにも用いられている。(英語)
【性別】 牝
【毛色】 黒鹿
【父】 ネオユニヴァース
【母】 スルーレート (母父 フレンチデピュティ )
【生年月日】 2009年2月9日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 1600 万円(一口価格 4 万円)
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【カタログのコメント】 当クラブ所属馬として重賞戦線を賑わせた母の初仔になります。中サイズの馬体は母のボリューム感そのままに父の柔軟性をミックスし、初仔の牝馬らしからぬ成長ぶりを見せています。力強いフットワークで駆け回るスピードがとても印象的ですが、サンデー系特有の背中をしならせたバネの良さも特筆ものです。初めての環境にも物怖じしない大人びた性格で、夜間放牧後に疲れを見せない体力も牝馬離れしています。心身両面のタフさは27戦を駆け抜けた母譲りと言え、一族をよく知る厩舎でしっかりと鍛え上げてもらいましょう。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2002 生まれ、本馬は 7 歳の時の産駒
【母の戦歴】 "2勝,フラワーC-JPN32着,南関東 入着,クイー
ン賞-JPN33着。"
【母の引退時期】 2007/9/29 (引退年齢 5 歳)
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【初仔の生年月日】 2009/2/9
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 6

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★★★
◆楽天馬の一言◆ "繁殖Pはほぼ満タンと言って良いくらい状態には文句なしですね。
本馬は初仔ですが、馬体サイズさえ問題なければ相当丈夫に走ってくれそうです。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 5代アウトブリード
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【父】 ネオユニヴァース
"【競走成績】
日で2〜4歳時に13戦7勝。03年最優秀3歳牡馬。東京優駿-JPN1(芝2400m)、皐月賞-JPN1(芝2000m)、産経大阪杯-G2(芝2000m)、スプリングS-JPN2(芝1800m)、きさらぎ賞-JPN3(芝1800m)

【種牡馬成績】
05年より供用。ロジユニヴァース(東京優駿-JPN1、弥生賞-JPN2、ラジオNIKKEI 杯2 歳S-JPN3、札幌2歳S-JPN3)、ヴィクトワールピサ(皐月賞-G1、弥生賞-G2、ラジオNIKKEI杯2歳S-JPN3)、アンライバルド(皐月賞-JPN1、スプリングS-JPN2)、ネオヴァンドーム(きさらぎ賞-G3)、ビッグバン(北海道2歳優駿-JPN3)"
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【母父】 フレンチデピュティ
"【競走成績】
米で2〜3歳時に6戦4勝。ジェロームH-G2(ダ8F)

【種牡馬成績】
96年より供用。クロフネ(ジャパンCダート-JPN1、NHKマイルC-JPN1)、レフトバンク(ホイットニーH-G1、シガーマイルH-G1、ヴォスバーグS-G1)、レジネッタ(桜花賞-JPN1)、アドマイヤジュピタ(天皇賞・春-G1、阪神大賞典-G2、アルゼンチン共和国杯-JPN2)、エイシンデピュティ(宝塚記念-G1、金鯱賞-G2)、ピンクカメオ(NHKマイルC-JPN1)、ノボジャック(JBCスプリント-JPN1、東京盃-JPN2)、フレンドシップ(ジャパンダートダービー-JPN1)、ジェネルー(5 月25日大賞典-G1)、メイショウベルーガ(日経新春杯-G2)、サンアディユ(セントウルS-G2)

【母の父として】
ヴィジョネア(キングスビショップS-G1)、キングオブシドニー(ヘンケルトロフィー-G2)、ノーショナル(サンラファエルS-G2)、スズカコーズウェイ(京王杯スプリングC-G2)、ブレイクランアウト(共同通信杯-G3)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★★★
◆楽天馬の一言◆ "母父フレンチデピュティの産駒は、高速馬場を得意とし、高いスピード持続力を持っているのが特徴です。BMSとしてもこれからサンデー系種牡馬との相性を考えれば、相当期待は高いと思います。

母母父シアトルスルーは、無敗で米三冠を制し、同じ米三冠馬アファームドにも勝利した名馬中の名馬です。17戦14勝2着2回とほぼ完璧な競争成績を残しました。
三冠レースであるベルモントSを逃げ切るなどボールドルーラー系らしい類い希なスピード持続力を持った馬でした。
生まれつき右後脚が外向し、さらに体ばかりが大きくて、それにも増して顔が大きく、尻尾はポニーのように短いという容貌から、牧場でついたアダ名が『醜いアヒルの子』。
日本ではタイキブリザードが活躍し、種牡馬になりましたが、血脈を形成するほどではありませんでした。
しかし、アメリカでは日本でもおなじみのエーピーインディ、スルーオゴールド、ヴァンディケイション、カポウティ、二冠馬スウェイルなどが種牡馬として一大血脈を築いています。

母母母父ミスタープロスペクターは、世界に一大主流血脈を形成する大種牡馬で、産駒のステークスウィナーはノーザンダンサーを抜いて世界一位となったとも言われています。スピードに勝った産駒が多く、米競馬においては、特にダート短距離は得意中の得意です。個人的には、この種牡馬が成功したのは、早熟血統ということが相当影響しているように思います。
その産駒は、父の遺伝力を受け継ぎ、すさまじい勢いで枝葉を世界に伸ばしており、日本でも有名なシーキングザゴールド、キングマンボ、ガルチ、ゴーンウェスト、アフリート、マキャヴェリアン、ミスワキ、ジェイドロバリー、フォーティーナイナー、マイニング、ウッドマン、クラフティプロスペクターなど挙げればきりがありません。
そんな大種牡馬でも日本の高速競馬への対応は簡単ではなく、どちらかと言えば日本ではダートで大成する産駒の方が数多く出ていますが、キングマンボやシーキングザゴールドなどのように日本の芝競馬に対応できる種牡馬もいて、その産駒の中にはキングカメハメハをはじめ重賞戦線で活躍する馬も数多く出現しており、今後我が国でも最も注目される血統と言えます。
特にキングカメハメハは、脚質といい、早熟性といい、ミスプロ系の特徴を良く受け継いだ種牡馬と言えます。

父ネオユニヴァースは、1世代目で牡馬の2冠を制し、2世代目も皐月賞を制し、名種牡馬への道を着実に歩み始めました。
ネオユニヴァースの血統は、ニックスであるヘイルトゥリーズン系とエタン系の組み合わせです。
母ポインテッドパスは、その父(本馬の母父)がエタン系Kris(特徴としてはネイティヴダンサー系そのままで”闘争心”、”スタミナ”、”パワー”という感じ)、そしてボトムラインは”スタミナ”、”底力”の配合が多く、結構”スピード持続力”、そして”粘り”がありそうです。
血統構成自体としては、ネアルコなどの主流に、異系、零細血統がこれでもかという感じで重ね合わされており、重厚で丈夫な遺伝子を形成している感じがします。
そこにサンデーサイレンスが配合されて、”スピード”と”決め手”を得、ネオユニヴァースの活躍が生まれたのですから、その資質を産駒に余すところ無く遺伝できれば、多くの名馬が生まれることは必然でしょう。

相手繁殖には、粘りのあるスピード持続型に、スピード値が高い血が多少入っていた方が良さそうで、今の日本ではむしろそういう系統の繁殖が非常に多くて、ほとんど相手には困らない気がします。
ニジンスキー系、ボールドルーラー系、レッドゴッド系、ダンジグ系、リファール系、ネヴァーベント系、フォルティノ系など、相性の良さそうな系統は実に多いと思われますし、もちろん万能血統のノーザンテーストや、トニービンのように持続力+瞬発力を兼ね備えた血統の繁殖も配合相手として良いと思われます。
仕上がりは早い方で、馬場適性、距離適性を含めて、まさに春のクラシック仕様の種牡馬と言えるのではないでしょうか。

全体的に非常に重厚な血統構成で、父ネオユニヴァースでスケール感もあっておもしろいと思います。
ブラックタイプも、曾祖母に米GI馬オーヴァーオールがいて、力強いですね。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、特定のクロスの効用や相性(ナスキロなど)については勉強不足。というかあまり興味がない。)
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3.厩舎診断
【調教師】 大久保洋吉
2010リーディング(8.15現在) 49 位、勝利数 14 勝,勝率 0.073 連帯率 0.131 管理代表馬 トウショウウェイヴ
2009リーディング 50 位、勝利数 23 勝,勝率 0.071 連帯率 0.142 管理代表馬 サンカルロ
2008リーディング 54 位、勝利数 21 勝,勝率 0.066 連帯率 0.139 管理代表馬 トウショウシロッコ

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 154
胸囲(cm) 172
管囲(cm) 18.8
体重(kg) 407
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 −
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 −
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "顔はきりっとして美人ですね。
気性はオンオフが効くタイプのような感じです。
首差しは良くて、太さ、長さともちょうど良いです。
肩に柔らかそうな筋肉が盛り上がり、その角度と胴の感じからマイル−中距離でやれそうです。
繋ぎはクッションはちょっと硬めですが、短めで角度も良いです。
ただ、見た目もそうですが、管囲が細いのはマイナス要素です。
胴回りはしっかりしていて、背中も若干垂れてはいますが、そんなに気になりません。
トモは張りがあり、大腿筋膜も影が出来ています。
飛節は若干薄い感じです。
全体的に後ろを大きく見せるのは母とよく似ていますね。
歩様は、大きな欠点はありません。
問題は、馬体サイズで、やはり小さいですね。
牝馬ですが、早生まれですし、ちょっと小さいですね。
デビュー時で、もしかすると440キロを切っているかもしれません。
その点はマイナスです。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖ポテンシャルと血統に満点をつけました。
トレーナーは文句なし、馬体はちょっと小さい以外はバランス、質とも良好だと思います。
距離適性は血統から幅広い感じですので、馬体とのミスマッチは感じません。
価格は血統等から見て非常に安く設定されたと思いますが、馬体サイズが小さいので、こんなもんかなーって思います。
牧場でもきりっとした表情や雰囲気には良いものを感じました。
馬体の小ささを克服して、活躍を期待したいと思います。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
posted by 楽天馬 at 21:39| 関東馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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