2010年09月18日

17.レジスタンスオーク(ゲルニカ の09)

【馬名】 レジスタンスオーク(ゲルニカ の09)
【由来】 「抵抗の樫の木」の意。逆境に負けず、それをはねのける強さを持ってほしいと願って。ゲルニカの空爆に耐えた自由の象徴である樫の木より連想。(英語)
【性別】 牝
【毛色】 鹿 
【父】 ネオユニヴァース
【母】 ゲルニカ (母父 Luhuk )
【生年月日】 2009年5月10日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 1400 万円(一口価格 3.5 万円)
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【カタログのコメント】 遅生まれの馬体は成長の余地を多く残していますが、均整のとれたバランスの良い体型から将来像を描くと楽しみでなりません。薄手の馬体ながらも筋肉のしっかりとついたトモや各関節の柔軟性など、父の長所が随所に表れており、放牧地ではバネを利かせた躍動感あふれる走法で駆け回っています。性格も非常に素直で、今後待ち構える馴致調教や様々な環境の変化も難なく乗り越えてくれるでしょう。この牝系が残した祖国での輝かしい実績を思えば産駒の成績に不満を覚えますが、本馬の凛とした表情は一族の誇りが失われていないことの証です。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1997 生まれ、本馬は 12 歳の時の産駒
【母の戦歴】 "は亜国産,亜6勝,亜1000ギニー-G1,1000ギ
ニー大賞典-G1,カレラデラスエストレラディスタフ-G1,パレ
ルモ賞-G1,イネスビクトリアロカ賞-G3,プラタC.マンシリャ
国際大賞典-G12着,エンリケアセバル大賞典-G12着,ロスア
ラス賞-G22着,亜オークス-G13着。"
【母の引退時期】 不明 (引退年齢 不明 歳)
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【初仔の生年月日】 2003/5/4
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 不明

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★☆☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "初仔は2戦して右前屈腱不全断裂で引退。2番仔はデビューできませんでした。3番仔はデビューしたものの7戦未勝利、4番仔のレイナソフィアが9戦1勝して初めて勝ち上がり、5番仔も5戦未勝利、しかも3番仔のタペストリーを除いて全て3歳の遅い時期にデビューしており、現役時代の疲労感を残して繁殖入りした牝馬の産駒の傾向に酷似しています。
いまだに繁殖適期内ではありますが、今よりも良い時期の産駒成績を見ていると、繁殖ポテンシャルはかなり低く見積もらざるを得ないでしょう。本馬も体質面のチェックは必須と言えます。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 "Halo 18.75% 3 x 4
Northern Dancer 6.25% 5 x 5"
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【父】 ネオユニヴァース
"【競走成績】
日で2〜4歳時に13戦7勝。03年最優秀3歳牡馬。東京優駿-JPN1(芝2400m)、皐月賞-JPN1(芝2000m)、産経大阪杯-G2(芝2000m)、スプリングS-JPN2(芝1800m)、きさらぎ賞-JPN3(芝1800m)

【種牡馬成績】
05年より供用。ロジユニヴァース(東京優駿-JPN1、弥生賞-JPN2、ラジオNIKKEI 杯2 歳S-JPN3、札幌2歳S-JPN3)、ヴィクトワールピサ(皐月賞-G1、弥生賞-G2、ラジオNIKKEI杯2歳S-JPN3)、アンライバルド(皐月賞-JPN1、スプリングS-JPN2)、ネオヴァンドーム(きさらぎ賞-G3)、ビッグバン(北海道2歳優駿-JPN3)"
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【母父】 Luhuk
"【競走成績】
英UAE6勝、グリーナムS-G3 2着、ローズオヴランカスターS-G3 3着。

【種牡馬成績】
ゲルニカ(亜1000ギニー-G1)、アヴァンサド(エインシェントタイトルBCH-G1、フォレストヒルズH-G2)

【母の父として】
リッカーロイ(ラプラタオークス-G1)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母父ラルークは、現役時代英UAEで6勝をあげましたが、目立った活躍はできませんでした。
その父はミスプロ系フォーティーナイナー、その母父ドクターフェイガーは短−マイルで22戦18勝の成績を収め、1968年の年度代表馬・最優秀古馬・最優秀スプリンター・最優秀芝牡馬のアメリカ競馬史上唯一となる同時4部門を受賞した名馬で、ダート1ハロンの世界記録を今も保持しています。

母母父サザンヘイローは、ヘイローの直仔ということで、日本においては”南半球のサンデーサイレンス”と呼ばれていますが、日本の産駒は日本の高速競馬には十分対応できず、良績を残せませんでした。

父ネオユニヴァースは、1世代目で牡馬の2冠を制し、2世代目も皐月賞を制し、名種牡馬への道を着実に歩み始めました。
ネオユニヴァースの血統は、ニックスであるヘイルトゥリーズン系とエタン系の組み合わせです。
母ポインテッドパスは、その父(本馬の母父)がエタン系Kris(特徴としてはネイティヴダンサー系そのままで”闘争心”、”スタミナ”、”パワー”という感じ)、そしてボトムラインは”スタミナ”、”底力”の配合が多く、結構”スピード持続力”、そして”粘り”がありそうです。
血統構成自体としては、ネアルコなどの主流に、異系、零細血統がこれでもかという感じで重ね合わされており、重厚で丈夫な遺伝子を形成している感じがします。
そこにサンデーサイレンスが配合されて、”スピード”と”決め手”を得、ネオユニヴァースの活躍が生まれたのですから、その資質を産駒に余すところ無く遺伝できれば、多くの名馬が生まれることは必然でしょう。

相手繁殖には、粘りのあるスピード持続型に、スピード値が高い血が多少入っていた方が良さそうで、今の日本ではむしろそういう系統の繁殖が非常に多くて、ほとんど相手には困らない気がします。
ニジンスキー系、ボールドルーラー系、レッドゴッド系、ダンジグ系、リファール系、ネヴァーベント系、フォルティノ系など、相性の良さそうな系統は実に多いと思われますし、もちろん万能血統のノーザンテーストや、トニービンのように持続力+瞬発力を兼ね備えた血統の繁殖も配合相手として良いと思われます。
仕上がりは早い方で、馬場適性、距離適性を含めて、まさに春のクラシック仕様の種牡馬と言えるのではないでしょうか。

ヘイロー、ミスプロとスピード血統の血が豊富で、さらにヘイローの3×4の強いクロスを有しており、父ネオユニヴァースからエタン系特有のスタミナの補強は歓迎ですね。
マイル前後でおもしろい血統構成だと思います。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、特定のクロスの効用や相性(ナスキロなど)については勉強不足。というかあまり興味がない。)
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3.厩舎診断
【調教師】 大竹正博
2010リーディング(8.15現在) 27 位、勝利数 18 勝,勝率 0.115 連帯率 0.186 管理代表馬 ゴールデンハインド
2009リーディング 132 位、勝利数 11 勝,勝率 0.064 連帯率 0.123 管理代表馬 アップグレーデッド

◆楽天馬の評価◆ ★★★★☆☆☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 156
胸囲(cm) 170
管囲(cm) 19.2
体重(kg) 419
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 △
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 △
【前肢のブレ】 △
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★☆☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "顔の感じは結構きつい気性に見えますがどうなのでしょうか。
全体を見て、頭部が小さめ、首は長めで、細め、脚が長く、いわゆる枝が長いタイプで、アンバランスに見えます。
ただ、遅生まれで成長途上ということから、今後相当かわりそうな馬体です。
肩の角度はゆるやかで、胴の感じから距離は長そうです。
繋ぎは角度良く、長めでクッションが硬めと足もとに不安があります。
管囲も細めです。
胴まわりはしっかりしていて、背中も腰高の割にはそれほど垂れていませんので、しっかりしていると思います。
トモは容積がありますので、これからボリュームが出てきたら相当大きく見せそうです。
飛節はちょっと頼りない感じで、歩様にもそれが出ています。
歩様は、前後ともまだトモ高の幼い馬体のせいかブレが大きいです。
馬体は小さいですが、体高があるのと、遅生まれであること、牝馬であることから最終的には450キロくらいにはなっている気がします。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★☆☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖ポテンシャルに不安がある馬です。
血統は文句なく、トレーナーは、非常に熱心との牧場の評判もあり、まず良いと思います。
何より、馬体に迫力が無く、仕上がるのは遅い時期、早くても3歳以降になりそうです。
血統と馬体の距離適性がマッチしていない点もマイナスです。
価格はこの血統にしては相当安いですが、ネオ産駒らしい馬体でもない点などやはり評価は低くならざるを得ませんでした。
母ゲルニカの血統の良さをなかなか生かし切れないで今に至っていますが、本馬はこれまでの産駒と同様、馬体にマイナス要素が多く、なかなか高い評価ができません。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
posted by 楽天馬 at 21:40| 関東馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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