2010年09月18日

21.カーライル(メアリーポート の09)

【馬名】 カーライル(メアリーポート の09)
【由来】 イギリス・カンブリア州の都市名。カンブリア海岸鉄道の始発駅があり、母名、祖母名も同じ鉄道沿線の都市名。牝系が繋がる事を願って。(英語)
【性別】 牝
【毛色】 黒鹿
【父】 マンハッタンカフェ
【母】 メアリーポート (母父 Mark of Esteem )
【生年月日】 2009年2月12日 生まれ
【生産牧場】 出羽牧場
【募集価格】 1600 万円(一口価格 4 万円)
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【カタログのコメント】 すでに2頭のG1馬を輩出し、昨年ついにリーディングサイアーに輝いた父の産駒の登場です。伸びのある背中に、柔軟性に優れた筋肉が充填された体躯を見れば、動かさずともその高い身体能力が測り知れます。実際に放牧地での弾むようなフットワークは、雄大でありながらスピード感抜群です。気が強くリーダー的存在で、他馬に怯むことのない気性はレースにおいて大きな武器になるはずです。血統・馬体・気性からは芝の中距離以上を主戦場としそうで、父同様レースを使いながら堅実に力をつけていき、息の長い活躍が期待できる一頭です。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1999 生まれ、本馬は 10 歳の時の産駒
【母の戦歴】 愛国産,英3戦
【母の引退時期】 不明 (引退年齢 不明 歳)
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【初仔の生年月日】 2004/2/27
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 不明

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母は未勝利で、4歳で繁殖入りしていますので、そんなに数を走ってはいないでしょう。
ということで繁殖ポテンシャルは当然高めだと思いますが、どうも産駒が思うような成績を残していません。
それでも初仔以外はデビューが早いことから、私が思うにこれまで配合された種牡馬との相性が今ひとつではなかったかと思います。
今回は、初めてのサンデー系種牡馬で、違った結果を期待して良いのではないでしょうか。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 Northern Dancer 9.38% 5 x 4
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【父】 マンハッタンカフェ
"【競走成績】
日仏で3〜4歳時に12戦6勝。02年最優秀4歳以上牡馬。菊花賞-JPN1(芝3000m)、有馬記念-JPN1(芝2500m)、天皇賞・春-JPN1(芝3200m)

【種牡馬成績】
03年より供用。09年2歳リーディングサイアー。レッドディザイア(秋華賞-G1、マクトゥームチャレンジラウンドV-G2)、ジョーカプチーノ(NHKマイルC-G1)、イコピコ(神戸新聞杯-JPN2)、ゲシュタルト(京都新聞杯-G2)、ベストメンバー(京都新聞杯-G2)、メイショウクオリア(京都新聞杯-JPN2)、レッドアゲート(フローラS-JPN2)、マンハッタンスカイ(福島記念-JPN3)、アーバニティ(オーシャンS-G3)、セラフィックロンプ(愛知杯-G3)、アロマカフェ(ラジオNIKKEI賞-G3)、ハンソデバンド(共同通信杯-G3)、アントニオバローズ(シンザン記念-G3)、ガルボ(シンザン記念-G3)"
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【母父】 Mark of Esteem
"【競走成績】
英4勝、英2000ギニー-G1、クイーンエリザベス二世S-G1、セレブレイションマイル-G2。

【種牡馬成績】
サーパーシー(英ダービー-G1、デューハーストS-G1)、アミーラット(英2000ギニー-G1)、ブリボン(メトロポリタンH-G1)

【母の父として】
ダノンシャンティ(NHKマイルC-G1、毎日杯-G3)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父マークオブエスティームは、ミルリーフ系種牡馬ダルシャーンの直仔で、現役時代は英2000ギニー、クイーン・エリザベスIISなど7戦4勝のマイラーです。
種牡馬としても成功し、サーパーシー、レヴァランスなど重賞勝ち馬が多数おり、日本ではダノンシャンティのBMSとして名前を聞いた方も多いかと思います。

母母父トップヴィルは、仏1000ギニー、仏オークスをはじめGIを4勝した名牝ルセガを二代母にもつ距離適性幅が広い純粋なヨーロッパ血統です。1999年、2000年と二度仏リーディングサイアーに輝いています。

母母母父ノーザンダンサーについては、特に言うまでもないでしょう。
20世紀の大種牡馬で、世界中で活躍馬を輩出し、一大主流血脈を形成しました。
日本でも直仔ノーザンテーストが種牡馬として活躍しました。
相手側の血統を活かすため、産駒の競走能力はバラバラで、これが万能型と言われるゆえんです。
良い競争資質を遺伝し、それはBMSに入っても同様です。

父マンハッタンカフェは、ついに昨年度リーディングサイアーに輝きました。
もしかしたら、産駒は晩成のステイヤーであるかもしれないという疑いは、ジョーカプチーノのNHKマイルC制覇ですっかり払拭された感じで、勝ち馬率も徐々に上がってきています。
走る産駒は、父に似て、前腕から肩にかけてが良く発達しており、胸厚もあって、心肺能力に優れた感じの産駒が多いです。
トモは、長手方向はコンパクトに見えて、形も平行四辺形からむしろ菱形に近い感じに見えますが、後ろから見ると幅があって、真四角に見えますので、横写真だけだとトモのボリュームがつかめません。
血統的に、父サンデーサイレンスは言うに及ばず、母父ローソサエティは、セントサイモン系−リボー系のスタミナ血統のホイストザフラッグの直仔。(ホイストザフラッグはスプリンターです)
ローソサエティ自身は、英、愛ダービー馬とクラシックディスタンスで活躍した名馬ですね。
これを見た時、フェデリコテシオの血統理論を思い出しましたね。スタミナ血統の中に、1本スプリンターが入っていますからね。
母母父ルチアーノはビワハイジの母母父、というかマンハッタンカフェとビワハイジ(父カーリアン)は、祖母が同じでかなり近親です。
やっぱり、スタミナベースという印象ですので、父サンデーからスピードと決め手をもらって、中距離以上で決め手を発揮することが出来たのでしょう。
配合相手には、高いスピード値とスタミナや持続力の両方の血が欲しい感じで、スピードだけだとスタミナ不足、スタミナだけだとスピード不足という印象になりそうです。

母はサンデー系種牡馬との初配合ですが、個性という点ではどの血が卓越するのかよくわかりません。
ただ、だからといって走らないということではなく、底力十分な血が豊富なことから、どの血が卓越しても走ってしまいそうな感じの血統とも言えると思います。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、特定のクロスの効用や相性(ナスキロなど)については勉強不足。というかあまり興味がない。)
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3.厩舎診断
【調教師】 牧光二
2010リーディング(8.15現在) 71 位、勝利数 12 勝,勝率 0.064 連帯率 0.128 管理代表馬 アニメイトバイオ
2009リーディング 132 位、勝利数 11 勝,勝率 0.051 連帯率 0.106 管理代表馬 アニメイトバイオ
2008リーディング 229 位、勝利数 0 勝,勝率 0 連帯率 0 管理代表馬 ビービーダークライ

◆楽天馬の評価◆ ★★★★☆☆☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 160
胸囲(cm) 181
管囲(cm) 19.5
体重(kg) 445
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★★★
◆楽天馬の一言◆ "柔らかそうな筋肉をまとったバランスの良い好馬体ですね。
初めて見たときに顔が良いと思いました。
落ち着きと品があります。
首差しはまずまず良い感じで、肩の筋肉が柔らかそうで、ボリュームもあります。
角度と胴の感じからは、中距離に良さがありそうです。
繋ぎの角度良く、クッションも効いていて、球節もゴリッとしていて足もとは丈夫そうです。
管囲もギリギリセーフという感じです。
胴回りは、若干背たれで、背中の筋肉が薄い感じがありますが、まあ現時点では気にならない程度でしょう。
トモは、長さ方向はもう少しあっても良いと思いますが、幅方向に張りがあって、特に大腿筋膜が良く張って影が出来ています。
飛節は丈夫そうでしっかりとしています。
歩様は、欠点らしい欠点は見つからず、現時点としては非常に良いと思います。
馬体サイズも体高がありますので、まだだいぶ大きくなるでしょう。
おそらく470キロは超えてくると思います。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖ポテンシャルは高く、血統構成も魅力的です。
トレーナーは不安要素ですが、馬体は非常にふっくらと柔らかそうな筋肉をまとって、ペニーホイッスルの募集時のような馬体です。
ただ、牧場で見た感じはもう少しすっきりしていました。
血統構成から距離レンジは幅広い感じですが、馬体からもマイルから中距離まで幅広いステージで走ってくれそうです。
価格は安いですので、この馬体なら素直に買いでしょうね。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
posted by 楽天馬 at 21:43| 関東馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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