2010年09月18日

22.ヴィンドランダ(プレイン の09)

【馬名】 ヴィンドランダ(プレイン の09)
【由来】 スコットランドにある古代ローマの要塞。父名より連想。(英語)
【性別】 牡
【毛色】 青鹿
【父】 ゼンノロブロイ
【母】 プレイン (母父 ジェイドロバリー )
【生年月日】 2009年3月18日 生まれ
【生産牧場】 坂東牧場
【募集価格】 2200 万円(一口価格 5.5 万円)
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【カタログのコメント】 まだ父程の重厚感はないものの骨格がしっかりしており奥の深さが感じられる一頭です。やや脚長でしなやかな首差しから伸びのある背中、そしてトモへのラインが美しいシルエットを演出しています。前後躯の筋肉にはまだ物足りない感はありますが、夜間放牧からトレーニングへと進むプロセスで徐々に充実してくれば、父似の重厚感のある馬体へと変貌するでしょう。トモの踏み込みが良くバネの利いた歩きはリズミカルで背中の力が感じられ、放牧地でも力強い走りを見せています。ミスタープロスペクターの3×4、距離適性を含め未知の魅力があります。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1992 生まれ、本馬は 17 歳の時の産駒
【母の戦歴】 入着
【母の引退時期】 1996/2/10 (引退年齢 4 歳)
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【初仔の生年月日】 1997/6/5
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 5

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母はもともとは結構ポテンシャルが高かった繁殖ですが、既に17歳で、本馬は第12子ですから、この先活躍馬を出す確率は相当低くなっていると見るのが自然です。
これまでの産駒の傾向を分析すると、早いデビューの産駒は結構な確率で勝ち上がっています。
一方で、仕上がりの遅い馬は思ったような成績を上げられていません。
この傾向を踏まえると、産駒が早熟な父ゼンノロブロイとの配合は非常におもしろいと言えます。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 "Mr. Prospector 18.75% 4 x 3
Promised Land 9.38% 5 x 4
Northern Dancer 9.38% 5 x 4 "
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【父】 ゼンノロブロイ
"【競走成績】
日英で3〜5歳時に20戦7勝。04年年度代表馬。ジャパンC-G1(芝2400m)、同3着、天皇賞・秋-JPN1(芝2000m)、同2着、有馬記念-JPN1(芝2500m)、同3着、青葉賞-JPN2、神戸新聞杯-JPN2、英インターナショナルS-G12着、東京優駿-JPN12着、天皇賞・春-JPN12着、宝塚記念-G13着

【種牡馬成績】
06年より供用。09年ファーストシーズンリーディングサイアー。サンテミリオン(優駿牝馬-G1、フローラS-G2)、マグニフィカ(ジャパンダートダービー-JPN1、東京湾C)、ペルーサ(青葉賞-G2)、コスモネモシン(フェアリーS-G3)、マカニビスティー(東京ダービー)、アニメイトバイオ(阪神ジュベナイルF-JPN12着)、ギンザボナンザ(アネモネS-OP)"
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【母父】 ジェイドロバリー
"【競走成績】
仏2勝、仏グランクリテリウム-G1。

【母の父として】
イコピコ(神戸新聞杯-JPN2)、メイショウトウコン(東海S-JPN2)、アドマイヤキッス(ローズS-JPN2)、グロリアスノア(根岸S-G3)、サンダルフォン(北九州記念-G3)、キングジョイ(中山大障害-J・G1 2回)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父ジェイドロバリーは、父が世界的大種牡馬ミスタープロスペクターで、母のナンバーはアメリカで重賞2勝を挙げ、その半兄にヌレイエフがいて、他の近親にもサドラーズウェルズ、フェアリーキングなどそうそうたる馬が名を連ねる超良血種牡馬です。
スピードとパワーに優れ、やや渋った馬場でも変わらず力を発揮出来る重上手の産駒が多いのが特徴。
ダート適性が非常に高く、距離適性は短−マイルがベストで、2000m以上のレースはスタミナ面でやや見劣りします。

母母父ノーザンテーストは、スピード、スタミナ、底力と非常にバランスの良い種牡馬で、BMSとしても非常に優秀な種牡馬で、日本では1982年にテスコボーイから日本リーディングサイアーの座を奪い取ると、通算10回のリーディングサイアーに輝き、1990年から2006年まで17年連続リーディングブルードメアサイアーにも輝いています。

父ゼンノロブロイは、その父サンデーサイレンスは言うに及ばず、その母父マイニングは、父ミスタープロスペクター、母父バックパサーという黄金のニックス配合の種牡馬ですね。
マイニング自体は、母系にポッセ、ジルザル、プリッシュプレシデント、ウェイヴァリング、モナーク、オウインスパイアリングといった一流馬、名種牡馬が多数顔を揃える名牝系ですが、産駒でGIを買ったのは、まさにゼンノの母ローミンレイチェルただ1頭という寂しい種牡馬成績です。
しかしながら、マイニングと同じ父、母父を持ついわゆる4分の3兄弟には、ウッドマン、ミスワキ、シーキングザゴールドら高い芝適性を示す種牡馬が顔を揃えており、マイニング自身も高い芝適性を内在しているとも考えられます。
この種牡馬の血統について私の見解を補足しますと、実はゼンノの母系自体にはサンデーサイレンスとミスタープロスペクター以外に活性力や優性遺伝力みたいなものを裏付けるインパクトのある血はあまり無く、シンプルにサンデーの血の爆発力と、ミスプロの血の安定感に依存した種牡馬であると言えると思います。
適性も既にデビューしている産駒から見て、芝マイル−中距離を主戦場に、芝・ダートともほぼ同じくらいの勝率となっています。
また、ゼンノ自身の血統にはスタミナの血が不足気味ですので、相手繁殖に求めたいのはスタミナベース(スタミナ、スピード持続力、粘り)の血が豊富であることですね。

本馬の母系の血統構成は非常にバランス良く、マイルから中距離に適性が高そうです。
何となくですが、芝のマイラーになりそうで、その場合はミスプロのクロスがよく効きそうな感じがします。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、特定のクロスの効用や相性(ナスキロなど)については勉強不足。というかあまり興味がない。)
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3.厩舎診断
【調教師】 大久保洋吉
2010リーディング(8.15現在) 49 位、勝利数 14 勝,勝率 0.073 連帯率 0.131 管理代表馬 トウショウウェイヴ
2009リーディング 50 位、勝利数 23 勝,勝率 0.071 連帯率 0.142 管理代表馬 サンカルロ
2008リーディング 54 位、勝利数 21 勝,勝率 0.066 連帯率 0.139 管理代表馬 トウショウシロッコ

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 155.5
胸囲(cm) 179
管囲(cm) 20
体重(kg) 442
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 △
【後肢の踏み込み】 △
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "最初は全体的に牝馬かと思うくらい線が細い印象がある牡馬でしたが・・・。
気性はきつそうに見えますが、どうでしょうか。
首は長め、細めで良い感じです。
肩にはコンパクトですが、形の良い筋肉がついています。
肩の角度の胴の感じからマイル−中距離で良さそうです。
繋ぎは角度が立ち気味ですが、短めでクッションもあります。
管囲は見た目よりあって、十分なサイズです。
胴回りは幼く、背垂れで、トモはコンパクトで、まだまだこれからという感じがあります。
飛節も細く、ちょっと弱々しい感じで、歩様にも後肢のブレとしてそれが見て取れます。
その歩様は、トモ高の影響で後肢のアクションは良くないもののそれ以外に欠点らしい欠点はありません。
馬体重は、見た目よりあって、体高もありますので、まだ相当大きくなりそうです。
正直言って、各部を見てみると、成長途上の感じが強く、馬体の雰囲気はここ数ヶ月で相当変わりそうな気がします。
意外と完成形は、もしかしたらすごく良いかもしれないなーって私は思います。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母は高齢ですので、当たる確率的には低いかもしれません。
血統は、まずまずですし、トレーナーは申し分ないと思います。
本馬は馬体は線が細く見えるにもかかわらず意外と各部はしっかりしていて、成長すると父に似た好馬体になりそうな素養が見られますし、馬体と血統の距離適性もある程度マッチしていると思います。
もちろん、トレーナーが大久保さんなので、完成前に壊されないことを前提にするわけですが・・・
この価格で牡馬なら悪くないでしょう。
注目のゼンノロブロイ産駒で、蓋を開けてみると、びっくり箱みたいな活躍をしてくれるかもしれません。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
posted by 楽天馬 at 21:44| 関東馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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