2010年09月19日

23.ガーンディーヴァ(アズサユミ の09)

【馬名】 ガーンディーヴァ(アズサユミ の09)
【由来】 インドの叙事詩「マハーバーラタ」に登場する神の弓。シヴァ神が勇者アルジュナに授けた伝説の強弓。母名より連想。(印語)
【性別】 牡
【毛色】 鹿
【父】 ウォーエンブレム
【母】 アズサユミ (母父 サンデーサイレンス )
【生年月日】 2009年5月5日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 3200 万円(一口価格 8 万円)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【カタログのコメント】 漲る闘志、産駒の爆発力。これらを武器に父は本邦でのミスターP系の種牡馬の中で、ダートよりも芝を得意とする異色の存在です。5年間で100頭にも満たない出走頭数でG1を含む重賞4勝をあげています。安定感あるSS系の母との配合でその希少性に目を奪われますが、本馬は立ち姿に一切の力みはなく、気品ある薄い皮膚が全身を覆っており、絶妙にバランスのとれた馬体を誇っています。胸前の幅がやや狭く、脚長で重心が高いその様は、いかにも芝で良績を出す父の産駒といった印象です。闘争心を物語る表情も本馬の魅力を際立たせています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
[募集馬診断レポート]
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1995 生まれ、本馬は 14 歳の時の産駒
【母の戦歴】 1勝
【母の引退時期】 2000/5/13 (引退年齢 5 歳)
−−−−−−−−−−
【初仔の生年月日】 2002/3/21
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 11

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★★★
◆楽天馬の一言◆ "産駒の成績から繁殖ポテンシャルが高いのは疑いようがなく、初仔、2番仔のレース数と成績の安定感がそれを裏付けています。相手次第では種牡馬級が出てもおかしくない繁殖で、ポイントとしては早い時期のデビューということになりそうです。
よって、仕上がりの早そうな産駒の方がベターでしょう。
まだ繁殖適期内ですので、当然ここでも一発はあり得ます。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2.血統診断
【本馬の5代クロス】 5代アウトブリード
−−−−−−−−−−
【父】 ウォーエンブレム
"【競走成績】
米で2〜3歳時に13戦7勝。02年米最優秀3歳牡馬。ケンタッキーダービー-G1(ダ10F)、プリークネスS-G1(ダ9.5F)、ハスキル招待H-G1(ダ10F)、イリノイダービー-G2(ダ9F)

【種牡馬成績】
03年より供用。ブラックエンブレム(秋華賞-JPN1、フラワーC-JPN3)、ウォータクティクス(アンタレスS-G3)、ショウナンアルバ(共同通信杯-JPN3、スプリングS-JPN23着)、エアパスカル(チューリップ賞-JPN3)、キングスエンブレム(すみれS-OP)、キュートエンブレム(フローラS-JPN23着)、シビルウォー(マーチS-G33着)"
−−−−−−−−−−
【母父】 サンデーサイレンス
"【競走成績】
米年度代表馬、米9勝、ケンタッキーダービー-G1。本邦チャンピオンサイアー。本邦BMSチャンピオン。

【母の父として】
アドマイヤムーン(ジャパンC-G1)、スクリーンヒーロー(ジャパンC-G1)、ヴァーミリアン(ジャパンCダート-G1)、トールポピー(優駿牝馬-JPN1)"
−−−−−−−−−−
◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母父サンデーサイレンスは、スピード溢れるヘイロー系の大種牡馬で、遺伝力も血の活性力も相当強い種牡馬で、母父に入ってもその威力は衰えをしらず、2007年にリーディングブルードメアサイアーの座を獲得しています。BMSとしては柔らかくしなやかな筋肉と激しい気性を遺伝させると言われていますが、現状ではいずれの特徴も競争能力的にはプラスに働いている場合が多そうです。

母母父は天馬トウショウボーイ、本質はマイラーですが、スプリントから中距離まで幅広く活躍馬を輩出しました。

母母母父パーソロンは、メジロアサマ、シンボリルドルフ、サクラショウリなどを輩出した距離万能の名種牡馬です。
1971年と1976年には日本リーディングサイアーとなっています。

本馬の曾祖母スイートコンコルドは、シンボリルドルフの全妹ですね。
全体的には、母アズサユミの血統は、牝系がスピード持続系の感じで、若干スピード値が低めのところを母父サンデーサイレンスのスピードと決め手がカバーしている構図のように感じます。

父ウォーエンブレムは、サンデーサイレンスの後継として期待された米二冠馬ですが、当初は種付け不良で産駒ができずに心配されました。が、ここ数年は多少種付けが出来てきていて、産駒も登場してきました。
勝ち馬率、勝率ともかなりの高率なのは特筆すべき点で、2005年産からは4頭の重賞勝ち馬を出しています。
血統構成は、その父アワエンブレムは、ミスプロ系種牡馬ですが、母系に”粘り”と”底力”のあるテディ系ダマスカス、”タフさ”と”スタミナ”に良さのあるリボー系トムロルフ、ハイペリオン系Aristophanes、”底力”のあるバックパサーなどを抱え、底力のあるタフなスタミナベースにミスプロのスピードが加わった感じの種牡馬です。
一方、ウォーエンブレムの母系は非常に地味ですが、これもエルバジェ、リボーなどスタミナ血統が中心です。

本馬はミスプロのクロスを持ち、さらにスピード値が上がる方向で、馬体や気性如何では距離のレンジ幅も広くなりそうで、魅力たっぷりの血統構成と言えます。その期待感を込めての★6つです。"
−−−−−−−−−−
※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、特定のクロスの効用や相性(ナスキロなど)については勉強不足。というかあまり興味がない。)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
3.厩舎診断
【調教師】 戸田博文
2010リーディング(8.15現在) 57 位、勝利数 13 勝,勝率 0.066 連帯率 0.133 管理代表馬 ウェディングフジコ
2009リーディング 43 位、勝利数 24 勝,勝率 0.072 連帯率 0.157 管理代表馬 シンゲン
2008リーディング 22 位、勝利数 28 勝,勝率 0.089 連帯率 0.165 管理代表馬 キストゥヘヴン

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 161
胸囲(cm) 176
管囲(cm) 19
体重(kg) 468
−−−−−−−−−−
(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 −
【後肢の踏み込み】 △
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 −
【前肢のブレ】 △
優秀:○、普通−、やや不安△
−−−−−−−−−−
◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "顔はきりっと男前で、良い気性をしている感じです。
頭部は小さめで、首差しよく、ちょっと短め。
肩には立派な筋肉をしょっています。
肩の線は緩く、胴の感じから中長距離に良さそうです。
繋ぎの角度はまずまずで、クッションはちょっと硬めですが許容内、ただ管囲が細いのはマイナス要素です。
胴まわりはすっきりと見せ、背中も若干背垂れですが、トモ高ですので、問題ない範囲だと思います。
トモは長さもあり、幅のあり、既にボリュームもまずまずですが、今後ともいかにも良い筋肉が付いてきそうな素養がたっぷりです。
飛節は、歩様の感じから、まだしっかりしているとまではいきませんが、太めでまずまずです。
歩様全体としては、トモ高の影響から後肢のアクションが今ひとつ。
それとDVDですぐに気がついた方も多いと思いますが、左前のアクションが結構気になりますね。
DVDで後ろから写した画像では、左前の球節から下のアクションが足を上げ下げした時、外側にねじるような感じに見えます。
左右を見比べると一目瞭然ですね。
牧場でラインナップしているので問題ない範囲だと思いますが、やはり気になりますね。
これまでもキャロットではこういう馬を募集していて、そういう馬でも走った馬がたくさんいますので、神経質になる必要はないかもしれませんが、ここでは一応リスクのひとつと捉えて、★一つ減点しておきます。
馬体サイズは申し分ないですね。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖ポテンシャルは申し分なく、血統構成も魅力的です。
トレーナーはなかなか勢いがあります。
馬体は、左前で減点しましたが、もともとキャロットクラブにはこの手のクセのある馬が多くまわってきていますが、それが原因で走らなかったということは私の記憶ではないですので、それを気にしていたら大きい獲物をとり逃すことにもなりかねないですねー。
むしろ検討すべきはウォーエンブレムとの配合で、若干硬めに出たところが、果たしてどうかということではないでしょうか。
歩様にその辺が出ていますので、よくチェックしてみてください。この辺が大丈夫ならまず走るでしょう。
距離適性と馬体は良く合っていると思います。
価格は、この繁殖成績ですし、父が魅力的ですので、このくらいはついてもおかしくないでしょう。
ちなみに牧場では吉田勝美オーナーがオススメの馬の中に入っていました。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
posted by 楽天馬 at 08:44| 関東馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。