2010年09月19日

24.バーバリーコースト(クリスタルコースト の09)

【馬名】 バーバリーコースト(クリスタルコースト の09)
【由来】 スコッチベースのカクテル名。北アフリカの、モロッコからリビアの海岸部が名称の由来。父名・母名より連想。(英語)
【性別】 牝
【毛色】 黒鹿
【父】 タニノギムレット
【母】 クリスタルコースト (母父 サンデーサイレンス )
【生年月日】 2009年4月1日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 1200 万円(一口価格 3 万円)
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【カタログのコメント】 鋭い切れ味を持ちながら能力の全てを発揮できずに引退した母ですが、初仔である本馬にその高い能力を託してくれました。力強い首差しに軽い頭部が付き、前後躯の迫力ある筋肉、どっしりとした腹構えなど父の特徴も良く出ており、やや小柄ながらそれを感じさせない迫力ある馬体をしています。柔らかなキャンターを披露し、トップスピードに達した際の沈み込む走りからは秀でた能力がうかがえます。母の父が持つ強靭なバネを加味すれば高いパフォーマンスが得られることは確実で、直線で豪快に差し切るようなレースを見せてくれることでしょう。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2002 生まれ、本馬は 7 歳の時の産駒
【母の戦歴】 1勝
【母の引退時期】 2008/3/29 (引退年齢 6 歳)
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【初仔の生年月日】2009/4/1
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 1

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母は相当な能力のあった繁殖ですが、体質の弱さでまったくと言って良いほどその才能を発揮できずに引退した馬です。
この母の産駒ということで、本馬の注目度は当然高くなります。
現役引退後1ヶ月足らずで繁殖入りしていますが、もともと年間2〜4戦しかしていない牝馬で、9戦で引退していますので、それほど疲労感を引きずってはいないと思いますが・・・ただ、母は体質がかなり弱かった牝馬ですので、その辺を考えるとまったくダメージ無く繁殖入りしたとも安易に思ってはいけないと思います。
きちんと馬体から体質面のチェックをした方が良いでしょう。
それさえ問題なければ、繁殖黄金期の産駒ですので相当楽しみですね。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 "Hail to Reason 12.50% 4 x 4
Turn-to 9.38% 5 x 5 x 5
Graustark 9.38% 4 x 5
Nashua 6.25% 5 x 5 "
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【父】 タニノギムレット
"【競走成績】
日で2〜3歳時に8戦5勝。東京優駿-JPN1(芝2400m)、スプリングS-JPN2(芝1800m)、シンザン記念-JPN3(芝1600m)、皐月賞-JPN13着、NHKマイルC-JPN13着

【種牡馬成績】
03年より供用。ウオッカ(ジャパンC-G1、同3着、東京優駿-JPN1、天皇賞・秋-G1、同3着、安田記念-G12回、ヴィクトリアマイル-G1、同-JPN12着、阪神ジュベナイルF-JPN1、チューリップ賞-JPN3、桜花賞-JPN12着、秋華賞-JPN13着)、スマイルジャック(スプリングS-JPN2、関屋記念-G3、東京優駿-JPN12着)、ヒラボクロイヤル(青葉賞-JPN2)、アブソリュート(富士S-G3、東京新聞杯-G3)、ニシノブルームーン(中山牝馬S-G3)、ゴールドアグリ(新潟2歳S-JPN3)"
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【母父】 サンデーサイレンス
"【競走成績】
米年度代表馬、米9勝、ケンタッキーダービー-G1。本邦チャンピオンサイアー。本邦BMSチャンピオン。

【母の父として】
アドマイヤムーン(ジャパンC-G1)、スクリーンヒーロー(ジャパンC-G1)、ヴァーミリアン(ジャパンCダート-G1)、トールポピー(優駿牝馬-JPN1)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母父サンデーサイレンスは、スピード溢れるヘイロー系の大種牡馬で、遺伝力も血の活性力も相当強い種牡馬で、母父に入ってもその威力は衰えをしらず、2007年にリーディングブルードメアサイアーの座を獲得しています。BMSとしては柔らかくしなやかな筋肉と激しい気性を遺伝させると言われていますが、現状ではいずれの特徴も競争能力的にはプラスに働いている場合が多そうです。

母母父ミスタープロスペクターは、世界に一大主流血脈を形成する大種牡馬で、産駒のステークスウィナーはノーザンダンサーを抜いて世界一位となったとも言われています。スピードに勝った産駒が多く、米競馬においては、特にダート短距離は得意中の得意です。個人的には、この種牡馬が成功したのは、早熟血統ということが相当影響しているように思います。
その産駒は、父の遺伝力を受け継ぎ、すさまじい勢いで枝葉を世界に伸ばしており、日本でも有名なシーキングザゴールド、キングマンボ、ガルチ、ゴーンウェスト、アフリート、マキャヴェリアン、ミスワキ、ジェイドロバリー、フォーティーナイナー、マイニング、ウッドマン、クラフティプロスペクターなど挙げればきりがありません。
そんな大種牡馬でも日本の高速競馬への対応は簡単ではなく、どちらかと言えば日本ではダートで大成する産駒の方が数多く出ていますが、キングマンボやシーキングザゴールドなどのように日本の芝競馬に対応できる種牡馬もいて、その産駒の中にはキングカメハメハをはじめ重賞戦線で活躍する馬も数多く出現しており、今後我が国でも最も注目される血統と言えます。
特にキングカメハメハは、脚質といい、早熟性といい、ミスプロ系の特徴を良く受け継いだ種牡馬と言えます。

母母母父サーゲイロードは、ロイヤルチャージャー系産駒のサーアイヴァー、ハビタットらが種牡馬として成功し、サーゲイロード系を築いています。その母サムシングロイヤルは同馬を含めステークス競走勝ち馬を4頭、勝ち上がり産駒に関しては11頭も出した名牝として知られ、同母の半弟にはセクレタリアトなどがいます。
サーアイヴァーやハビタットの産駒は短距離での活躍馬が多いですが、サーゲイロード自身の産駒は中長距離で実績を挙げた競走馬も出ています。

母系は、底力あふれる大種牡馬で固められていますが、それほど窮屈でも、重苦しくもないのは、いずれも日本の高速競馬に適性のある種牡馬であるからでしょう。

父タニノギムレットは、ウォッカの活躍は言うに及ばずですが、初年度から産駒が好成績だったことや、ナリタブライアン、マヤノトップガン、サニーブライアンら他のブライアンズタイム産駒の種牡馬から目立った後継が生まれていないことなどから、ブライアンズタイムの有力後継種牡馬として期待されています。
血統的にもノーザンダンサーやミスタープロスペクターを含まず、サンデーサイレンスを父に持つ牝馬とも交配が可能であることに加え、タニノギムレット自身が、ナスルーラやマームードといった名種牡馬と同じムムタズマハルを牝系に持つ名牝系出身であることから、ポストサンデーサイレンスの有力候補としても名前が挙げられています。

本馬は距離に融通性のあるタニノギムレットとの配合で、距離レンジは相当広く、もちろんクラシックディスタンスもストライクゾーンですね。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、特定のクロスの効用や相性(ナスキロなど)については勉強不足。というかあまり興味がない。)
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3.厩舎診断
【調教師】 尾関知人
2010リーディング(8.15現在) 100 位、勝利数 9 勝,勝率 0.062 連帯率 0.076 管理代表馬 ノボプロジェクト
2009リーディング 171 位、勝利数 7 勝,勝率 0.04 連帯率 0.069 管理代表馬 ノボパガーレ

◆楽天馬の評価◆ ★★★☆☆☆☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 151
胸囲(cm) 168
管囲(cm) 18.8
体重(kg) 403
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 △
【後肢の踏み込み】 −
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 −
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "全体を見て、線が細めで、両脚と胴を結ぶ線がきれいな正方形のシルエットの馬ですね。
顔の感じは頑固そうに見えますが、手綱からそんなにうるさくはなさそうです。
首差しはちょっと立ち気味で、細めで長め、頭の位置が高いですね。
もちろん、走るときに下がれば問題ないですが、立ち姿が高めの馬は結構走ったときも頭の位置が高いことが多いですね。
肩はミドルディスタンスの角度に見えますが、胴の方は詰まり気味で全体を箱形に見せています。
繋ぎは角度良く、短めでクッションは普通です。
胴回りは、トモ高で背垂れ気味にしてはまとまりがある方だと思います。
トモは形はコンパクトですが、幅方向に出てきそうな感じのトモで、大腿筋膜も良く発達しています。
飛節は、見た目しっかりした感じですが、歩様から現時点ではまだしっかりしきってはいないようで、ブレが大きいですね。
歩様全体では、それ以外には大きな欠点は見あたりません。
馬体は小さくて、体高もなく、特に遅生まれでもないので、牝馬であってもマイナスですね。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母の繁殖ポテンシャルがどうかですが、血統は魅力的ですね。
トレーナーには若干不安があります。
馬体は、初仔ですのでちょっと小さく出てしまいました。
牝馬ですが、母には全く似ていない、距離短めの馬体で、そこがどうかですね。
価格は、比較的安く設定されていると思います。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
posted by 楽天馬 at 08:45| 関東馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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