2010年09月19日

30.ラスリーズ(マチカネヒザクラ の09)

【馬名】 ラスリーズ(マチカネヒザクラ の09)
【由来】 「さくらんぼ」の意。本馬の品がありつつ可愛らしく優しいイメージより。母名より連想。(仏語)
【性別】 牝
【毛色】 栃栗
【父】 ブライアンズタイム
【母】 マチカネヒザクラ (母父 デインヒル )
【生年月日】 2009年3月20日 生まれ
【生産牧場】 待兼牧場
【募集価格】 1800 万円(一口価格 4.5 万円)
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【カタログのコメント】 芝・ダート問わず活躍馬を輩出する父が、無限の可能性を秘めた産駒を送り出してくれました。父の仔らしくしっかりとした腹袋に頑丈な四肢を有しており、疲れを知らないかのような強靱な心肺機能を保持していることは、息一つ乱すことのない収牧時の様子を見れば明らかです。重量感がありますが、前後躯の各関節の可動域が大きく、柔軟な筋肉を駆使した伸びのあるフットワークは秀逸です。また牝馬の割にテンションが上がり過ぎないことも好材料です。スピード・スタミナを兼備した本馬の活躍の場は中距離戦線ということになりそうです。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1997 生まれ、本馬は 12 歳の時の産駒
【母の戦歴】 2勝
【母の引退時期】 2001/9/1 (引退年齢 4 歳)
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【初仔の生年月日】 2003/4/6
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 9

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "初仔、3番仔と3歳デビューで、初仔は未勝利、3番仔は公営デビューで2勝、2番仔は不出走引退と結果が出せていないばかりか、体質面でもマイナス要素を抱えた産駒が多いですね。
繁殖ポテンシャルは、この実績からだけだと非常に厳しいものがありますが、現役時代の疲労を残して繁殖入りしたような要素もないので、単に相手種牡馬との相性が悪かった可能性もあります。
本馬は、ブライアンズタイムとの配合で、3番仔マチカネハナアラシ(父マヤノトップガン)との配合で比較的良い結果が出せたからということで、その父が登場したのかもしれませんが、果たして結果はどうでしょうか。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 "Graustark、His Majesty 18.75% 3 x 4
Natalma 6.25% 5 x 5 "
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【父】 ブライアンズタイム
"【競走成績】
米で2〜4歳時に21戦5勝。フロリダダービー-G1(ダ9F)、ペガサスH-G1(ダ9F)

【種牡馬成績】
90年より供用開始。ナリタブライアン(東京優駿-JPN1、有馬記念-JPN1、菊花賞-JPN1、皐月賞-JPN1、朝日杯3歳S-JPN1)、タニノギムレット(東京優駿-JPN1)、マヤノトップガン(菊花賞-JPN1、有馬記念-JPN1、宝塚記念-JPN1、天皇賞・春-JPN1)、ファレノプシス(エリザベス女王杯-JPN1、桜花賞-JPN1、秋華賞-JPN1)、サニーブライアン(東京優駿-JPN1、皐月賞-JPN1)、ヴィクトリー(皐月賞-JPN1)、ノーリーズン(皐月賞-JPN1)、シルクプリマドンナ(優駿牝馬-JPN1)、チョウカイキャロル(優駿牝馬-JPN1)、タイムパラドックス(ジャパンCダート-JPN1、帝王賞-JPN1、JBCクラシック-JPN12回、川崎記念-JPN1)"
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【母父】 デインヒル
"【競走成績】
英4勝、スプリントC-G1。英仏豪チャンピオンサイアー、豪BMSチャンピオン。

【母の父として】
チマデトリオンフ(伊ダービー-G1)、シーレ(愛1000ギニー-G1)、テオフィロ(デューハーストS-G1)、ナンニナ(コロネーションS-G1)、ベニシオ(VRCヴィクトリアダービー-G1)、エイジアンウインズ(ヴィクトリアマイル-JPN1)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父デインヒルは、その父が高速馬場を得意とし、マイルでは抜群の破壊力を誇るノーザンダンサー系ダンジグ、その母父にはスタミナ豊富で遺伝力の強いリボー系のHis Majesty、そしてその母母父には母系に入って血を活性化させるというバックパサーの累代で、優秀な種牡馬となる素養にあふれている馬です。

母母父アリダーは、現役時代26戦14勝、クラシック競走では全て三冠馬アファームドの2着という成績でしたが、種牡馬としては、アリシーバ、イージーゴア、ターコマン、クリミナルタイプなどのクラシック優勝馬やBC優勝馬を多数輩出し、1990年には北米リーディングサイアーになるなど大成功した名種牡馬です。
タフで粘り強いクラシックディスタンスを得意とする産駒が多く、いかにもネイティヴダンサー系らしい産駒を出す種牡馬です。

母母母父セクレタリアトは、米三冠馬です。これまた母系に入ると優れた”スピード持続力”と”底力”を伝える種牡馬です。特にプリンスキロの血がよく伝わっていて、これがクロスになっていると特注と言えます。

まず母系は底力にあふれ、良い競争資質を遺伝する名種牡馬の宝庫ですね。

ここに父ブライアンズタイムは、ヘイルトゥリーズン系の中でもスピード型のヘイロー系に対して、スタミナ型と言われるロベルト系ですが、その中にあってもブライアンズタイムは、母系のリボー系からさらにタフなスタミナの血を引き継いでいるのが、代表産駒のナリタブライアン、マヤノトップガンを見てもよくわかります。

全体として、スタミナやスピード持続力、底力などは申し分ないですが、スピードの血が不足気味で、そこは父ブライアンズタイムの期待することになりそうです。活躍の場は中−長距離という感じでしょうか。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、特定のクロスの効用や相性(ナスキロなど)については勉強不足。というかあまり興味がない。)
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3.厩舎診断
【調教師】 勢司和浩
2010リーディング(8.15現在) 91 位、勝利数 10 勝,勝率 0.082 連帯率 0.123 管理代表馬 シャルルマーニュ
2009リーディング 17 位、勝利数 32 勝,勝率 0.144 連帯率 0.252 管理代表馬 ヒカルマイステージ
2008リーディング 78 位、勝利数 17 勝,勝率 0.086 連帯率 0.183 管理代表馬 ヒカルベガ

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 152
胸囲(cm) 171
管囲(cm) 18.8
体重(kg) 417
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 △
【後肢の踏み込み】 −
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 −
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "全体的に頭が高く、両脚と胴を結ぶ線がきれいな正方形のシルエットです。
落ち着いた雰囲気の馬で、首差しよく、細さ、太さとも理想的です。
肩の筋肉は盛り上がり、上腕三頭筋が良く発達しています。
肩の角度は緩く、中距離という感じですが、胴回りは短めで中距離にしてはちょっと窮屈です。
繋ぎは立ち気味で、クッションも少し硬め、短めなので、一応減点しません。
胴回りは詰まり気味で、トモ高、背垂れが顕著で幼い体型です。
トモは短めですが、大腿筋膜は発達し、半腱半膜様筋も割れてきて、尻尾にも力がありそうです。
飛節はちょっと小さめで薄手で、その影響か後肢の歩様もあまり良く見せません。
それ以外は歩様に欠点らしい部分はありません。
馬体サイズは、牝馬にしても小さめで、トモ高で成長途上が顕著な馬体ではありますが、ここは★ひとつ減点します。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖ポテンシャルは低めで、体質面には不安がありますが、血統面ではその累代はいつ名馬が出てもおかしくないものだと思います。
トレーナーも良く、馬体も良い感じの仕上がりです。ただ、やはり小さいので、その辺だけですね。
血統から中距離っぽいですが、ちょっと窮屈なところがあって、胴回りがもう少し伸びてくれば良い感じになりそうです。
価格はまずまずではないかと思います。
スケール感のある産駒が走っている父ブライアンズタイムにして、ちょっと小振りなところが気になります。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
posted by 楽天馬 at 08:52| 関東馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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