2010年09月19日

42.フォルトファーレン(クリソプレーズ の09)

【馬名】 フォルトファーレン(クリソプレーズ の09)
【由来】「継続する」の意。コンスタントに活躍し続ける競走馬になることを願って。(独語)
【性別】 牡
【毛色】 黒鹿
【父】 ティープインパクト
【母】 クリソプレーズ (母父 エルコンドルパサー )
【生年月日】 2009年2月7日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 5000 万円(一口価格 12.5 万円)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【カタログのコメント】 父、母の父ともに凱旋門賞に挑んだ夢の配合が実現しました。この配合例は殆どなく、希少価値のある本馬は思い描いたイメージどおり、見た者の心を掴む気品に満ちた高貴な輝きを馬体全体から放っています。精悍な顔立ちに真っ直ぐ伸びた四肢は上体と絶妙なバランスを保っており、首・肩・腰には母父譲りのほど良い量の柔軟性に富んだ筋肉が覆っています。放牧地では後肢を支点にしてしなやかに背中を屈伸させ、大きなストライドで貫禄十分に駆け回っています。この配合・でき栄えだけにブローニュの森で走る姿をいまから期待してしまいます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
[募集馬診断レポート]
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2002 生まれ、本馬は 7 歳の時の産駒
【母の戦歴】 3勝
【母の引退時期】 2007/6/30 (引退年齢 5 歳)
−−−−−−−−−−
【初仔の生年月日】 2009/2/7
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 9

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "1000万条件辺りで23戦は許容内ですが、引退直前2ヶ月で芝中距離を4戦しており、さすがに酷使した感があります。牧場に帰ってきた時は、腰骨が浮くくらいの状態だったでしょう。
しかしながら、その後9ヶ月程度間を空けて繁殖入りしていますので、馬体は相当回復していると思われ、繁殖ポテンシャル自体にはあまり影響がないとここでは考えたいと思います。
繁殖黄金期の出産でいきなり活躍馬の輩出も期待したいですね。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2.血統診断
【本馬の5代クロス】 Northern Dancer 6.25% 5 x 5
−−−−−−−−−−
【父】 ティープインパクト
"【競走成績】
日仏で2〜4歳時に14戦12勝。05、06年年度代表馬。日牡馬三冠

【種牡馬成績】
07年より供用。ヒラボクインパクト、サイレントソニック等が新馬勝ち"
−−−−−−−−−−
【母父】 エルコンドルパサー
"【競走成績】
年度代表馬、日仏8勝、サンクルー大賞典-G1、ジャパンC-G1、NHKマイルC-JPN1。

【種牡馬成績】
ソングオブウインド(菊花賞-JPN1)、ヴァーミリアン(ジャパンCダート-G1)、アロンダイト(ジャパンCダート-JPN1)【BMS:主な産駒】アグネスサクラ(白藤賞)、ソムニア(函館2歳S-JPN3 3着)"
−−−−−−−−−−
◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母父エルコンドルパサーは、中距離血統のキングマンボ産駒、そのキングマンボ自身、父ミスプロ、母ミエスクからスピードを受け継ぎ、母父サドラーズウェルズからは良い競争資質を受け継いでいますが、血の活性力という点では若干物足りなく、さらに産駒の傾向を見ても高速芝向きの素軽さが若干不足している種牡馬ではないかと思います。

母母父リヴァーマンは、活性力の高い種牡馬で、本馬の母系ではキーになる血はこのリヴァーマンと言えそうです。その父は代種牡馬ネヴァーベンド、母父にスタミナ豊富なプリンスローズ系のプリンスジョンを抱え、その活性力を裏付けているかのようです。

母母母父リボーは、スタミナ豊富なセントサイモン系の大種牡馬で、血統表に1本入っていると、ピリッとした気性になる馬が多いですね。

父ディープインパクトは、日本の三冠馬です。
サンデーサイレンス産駒は、現役時代に活躍した馬が名種牡馬になる確率が高いのが一つの特徴ですので本馬の活躍も大いに期待できますが、三冠馬は種牡馬として成功しないというのが競馬界の常識ですので、そのジンクスも一緒に打ち破って欲しいところです。
ディープインパクトの血統構成ですが、父サンデーサイレンスは、スピードのみならず、闘争心を決め手や粘りにかえた、聡明かつ野性的な馬であり、かなりの優性遺伝力をもった名馬であることは疑いようがありません。
一方、母系ですが、分析すると非常に重厚なスタミナ血統で母父アルザオは、タフなスピード持続系であるリファール系の種牡馬、母母父バステッドBustedは、キングジョージY&QES−GI、エクリプス賞−GIなど中−長距離を中心に活躍し、英年度代表馬になった名馬で、スタミナ豊富なブランドフォード系、母母母父クィーンフッサーQueen's Hussarは、フェアウェイ系の種牡馬で、フェアウェイの4×4×4のクロス、フェアトライアルの3×3の強いクロスをもっていて、キングジョージなどGI7勝の稀代の名馬ブリガディアジェラードBrigadier Gerardの父として有名、母母母母父ボーリアリスは、コロネーションC−GI、英セントレジャー−GI2着など19戦7勝と活躍しましたが、スタミナ豊富なテディ系の長距離馬です。
母系のボトムラインは、これでもかというくらいのスタミナベースで、そこにサンデーサイレンスは、やはり走るパターンと言って良いでしょう。
もうひとつ、この種牡馬の産駒を評価する時、忘れてはいけないことがあります。
それは、ディープインパクトは、その兄弟が馬体が比較的大きく、それゆえ脚元の故障で能力を最大限発揮できないまま競走生活を終えたのに対して、馬体が小さかったことが幸いし、蹄に持病を抱えていたにも関わらず、それ以外の致命的な故障を引き起こさなかった可能性が高いと言えます。これは多くの関係者も、そのように考察しています。
つまり産駒が大きい馬体に出た場合には、脚元の不安が常につきまとう可能性もあるということです。
しかしながら、もしかしたらこれも杞憂に終わる可能性があります。
というのは、現時点で各クラブで募集されているディープ産駒を見ると、比較的馬体が小さく、脚元の負荷は少ない場合の方が多そうだからです。
ノーザンダンサー、ハイペリオン、リボーなど現在の主流血脈を構成する名馬達がいずれも小さい馬だったことを考えれば、ディープインパクトが、数十年後、世界の主流血脈になっている可能性は十分にあると言えます。

エルコンドルパサーの血は少し重ためで、活性力に欠ける感じですが、それをリヴァーマンなど周りの血や、サンデー系の父が緩和してくれて、さらに競争資質のバランスも良いと思います。牝系自体の勢いもまずまず良いので、ここは期待したいですね。"
−−−−−−−−−−
※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、特定のクロスの効用や相性(ナスキロなど)については勉強不足。というかあまり興味がない。)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
3.厩舎診断
【調教師】 音無秀孝
2010リーディング(8.15現在) 1 位、勝利数 34 勝,勝率 0.149 連帯率 0.25 管理代表馬 オウケンサクラ
2009リーディング 3 位、勝利数 45 勝,勝率 0.141 連帯率 0.234 管理代表馬 カンパニー
2008リーディング 6 位、勝利数 39 勝,勝率 0.127 連帯率 0.295 管理代表馬 オウケンブルースリ

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★★
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 156
胸囲(cm) 172.5
管囲(cm) 20.2
体重(kg) 427
−−−−−−−−−−
(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 −
優秀:○、普通−、やや不安△
−−−−−−−−−−
◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "窮屈さの無い理想的な馬体バランスの馬です。
顔は賢そうで、首は、ちょっと短めですが、角度は良い感じです。
肩はしっかりと筋肉がついていて、特に上腕三頭筋は立派です。
繋ぎの角度はまずまずで、クッションが効いています。
管囲も問題ないサイズです。
胴回りはゆったりと窮屈さがありません。
トモ高で若干背垂れ気味ではありますが、成長とともに解消される程度です。
トモは、既にボリュームもそこそこあって、良い筋肉がついてきそうな素養が感じられます。
飛節はしっかりと力強いです。
歩様は気になるところがほとんど無い馬です。
馬体サイズは、ちょっと小さめですが、体高があるので、450キロ前後にはなりそうで、問題ない範囲とします。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖ポテンシャルも高く、血統も、トレーナーも申し分ないですね。
馬体は少し小さめですが、大きくなる要素をもっているので、そんなに気にしなくて良いでしょう。
距離適性は、馬体からだとマイルよりちょっと長めな感じで、血統は中距離以上の感じですので、まずまず一致していると思います。
価格は、正直言ってちょっと高いと思いますが、期待値と出来の良さということでしょうか。
牧場で聞いたら、音無さんが気に入っていて、何度も見に来ているようです。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
posted by 楽天馬 at 16:49| 関西馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。