2010年09月19日

46.フィックルスター(フィックルフレンズ の09)

【馬名】 フィックルスター(フィックルフレンズ の09)
【由来】「気まぐれなスター」の意。母名より連想。(英語)
【性別】 牡
【毛色】 栗 
【父】 アグネスタキオン
【母】 フィックルフレンズ (母父 Demons Begone )
【生年月日】 2009年2月25日 生まれ
【生産牧場】 白老F 
【募集価格】 3600 万円(一口価格 9 万円)
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【カタログのコメント】 やや薄手で素軽さ溢れる馬体にはこのファミリーに共通している軽快感が見られます。そのために父の産駒としては希少なスッキリとした馬体で、四肢がスラリと伸び、クッション性に優れています。いかにも芝向きのフォームで仲間達を引き連れて走る姿は頼もしく、テンションを一定に保つ事ができる精神力は実戦で強力な武器となるはずです。母の4年越しの産駒となる本馬のでき栄えは計算どおりと言っても過言ではなく、米国競馬最高峰レースを6馬身以上離して優勝した叔父とシルエットが重なる本馬もまた大一番での完封劇を演じてくれるでしょう。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1996 生まれ、本馬は 13 歳の時の産駒
【母の戦歴】 "は米国産,米7勝,アシーニア
H-G32着,ヴァイオレットH-G33着,ボールストンスパBCH
-G34着"
【母の引退時期】 不明 (引退年齢 不明 歳)
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【初仔の生年月日】 2005/4/1
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 不明

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "この繁殖については初仔フィックルベリーのレース振りからみて、繁殖入りは問題ないと見ています。
疲労を残して繁殖入りした牝馬からはこんなにタフな産駒は生まれません。
よって、ここでも活躍馬がでる期待をして良いと思います。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 Halo 18.75% 3 x 4
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【父】 アグネスタキオン
"【競走成績】
4勝、皐月賞-JPN1、総合・2歳チャンピオンサイアー。

【種牡馬成績】
ディープスカイ(東京優駿-JPN1、NHKマイルC-JPN1)、ダイワスカーレット(有馬記念-G1、桜花賞-JPN1)、キャプテントゥーレ(皐月賞-JPN1)、リトルアマポーラ(エリザベス女王杯-G1)、ロジック(NHKマイルC-JPN1)"
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【母父】 Demons Begone
"【競走成績】
英7勝、アーカンソーダービー-G1、米フューチュリティS-G1 2着。

【種牡馬成績】
フリッチ(ホールオヴフェイムS-G2、ロレンスリアリゼイションH-G3、セネカH-G3)、ダンヴィル(ラウンドテーブルH-G3)、ショールクリーク(イロクオイSG3)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母父Demons Begoneは、現役時代マイル−中距離で14戦7勝、アーカンソーダービーの勝ち馬です。
その父はElocutionist はブリークネスSの勝ち馬で、ボワルセル系という零細血脈です。
セントサイモンからチョーサー、そしてエロキューショニストからこのデイモンスビゴーンへと細々と、しかし無くならず残っている強い零細血統です。
競争資質という点ではどのような効果があるかは不明ですが、零細血統特有の体質面での強化、血の活性化が期待されます。

母母父Sir Harry Lewisは、現役時代中−長距離で17戦4勝の愛ダービー馬で、その父がリボー系のアレッジド、凱旋門賞2連覇した名馬で、その母父はミスタープロスペクターです。

母母母父ダンジグは、種牡馬として主に短距離で活躍する馬を多く輩出していますが、結構奥が深くて、チーフズクラウン、ダンススマートリー、ダンジグコネクションのように、2000メートル前後の距離の競走でも勝っている馬がいます。
また、孫の世代になって優れたスプリント能力を伝えると同時に、距離適性も拡げており、エルハーブ(英ダービー)やピルサドスキー(ジャパンカップ、BCターフ)やディラントーマス(凱旋門賞、KGVI&QES)など、欧米の中長距離G1を制す産駒も出てきています。
また、産駒のデインヒル は距離不問の万能種牡馬として活躍しています。
日本では、直仔でGIを勝った馬はヤマニンパラダイスただ一頭だけで、同じく日本調教馬のアグネスワールドは海外でG1勝ちを2つ獲得していますが、これ以外に目立った成績は残していません。ただし、その血は多くの活躍馬の母系に入ってきています。

母系はスピードの血が豊富で、零細血統の活性力にも期待されます。

父アグネスタキオンの産駒は芝の中距離〜クラシックディスタンスで、種牡馬としては本格派に分類されます。
産駒の馬体は、牡馬であっても骨太の感じではなく、つなぎも肢の長さの割には短めで細いのが特徴です。
全体的にスリムで軽快なタイプが多いため、馬体が減りやすく、立て直すのに時間がかかることもあって、初年度産駒は2勝目に時間がかかる産駒が多かったのですが、その後、厩舎側も大体その特徴が飲み込めたようで、長く走れるタイプや、遅くデビューして活躍してくるタイプも出てきています。
早熟という風評もダイワスカーレットやディープスカイらの活躍で、どうやら終息に向かっている感じですが、一方で今度は故障が多いというのがひとつの傾向として疑われています。特に激走型の産駒には、頻繁に発生していますね。
個人的には、産駒は小柄なタイプよりある程度馬格がある方が良いと思います。
また、全体的に筋肉質なのが特徴のひとつですが、特に1歳時からトモにしっかりと筋肉がついたタイプの方が、早い時期から活躍しているようです。

相手繁殖には、基本的にはスピードとスタミナのバランスはもちろんですが、それより体質的な弱点を補強するために、異系血統や零細血統を含んだ逞しい血を持った母系が望ましいと私は思っていますが、本馬の母はまさにうってつけですね。
丈夫でさえあれば、”黙っていても走る”のがタキオンの産駒、そんな気がしますね。
ヘイローのクロスで、軽いスピードが追加されていますが、ヘイローのクロスは気性難も追加してきますので、本馬は気性のチェックが重要です。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、特定のクロスの効用や相性(ナスキロなど)については勉強不足。というかあまり興味がない。)
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3.厩舎診断
【調教師】 大久保龍志
2010リーディング(8.15現在) 6 位、勝利数 25 勝,勝率 0.138 連帯率 0.265 管理代表馬 スカイノダン
2009リーディング 35 位、勝利数 25 勝,勝率 0.102 連帯率 0.184 管理代表馬 アサクサキングス
2008リーディング 22 位、勝利数 28 勝,勝率 0.098 連帯率 0.186 管理代表馬 アサクサキングス

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 155
胸囲(cm) 175
管囲(cm) 19.8
体重(kg) 454
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 △
【後肢の踏み込み】 △
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 −
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "各部に窮屈さのないスレンダーな馬です。
きつそうな性格に見えます。
首差しは力強い感じで、太さも長さもちょうど良いと思います。
肩から胸前にかけて筋肉が発達し、上腕三頭筋も立派です。
繋ぎの角度は良くて、クッションも良いですね。
管囲も問題ないと思います。
二の腕が太いのが目に付きます。
胴回りは、トモ高ですが、だらっと背中が下がった感じはなくて、短めの背中で好印象です。
トモは形良く、スピード持続力と切れと両方もった感じで、半腱半膜様筋も割れてきていて、これから大腿筋膜も発達してきそうな素養がみられます。
飛節から上はちょっと薄手で、後肢の歩様もブレがあります。
歩様全体としては、後肢の踏み込みも今ひとつですが、そこはトモ高なので、解消されてくると思います。
馬体サイズは適性で、早生まれということを考慮しても470キロ超にはなりそうです。
馬体全体の感じからちょっと足が長そうな印象でタキオン産駒のバランスとはちょっと違うという点で少しマイナスしています。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖ポテンシャル、血統、トレーナーとも大変高評価の本馬ですが、ちょっとタキオン産駒らしくない馬体がどうかということでしょうね。
距離適性は、血統とばっちり一致していて中距離以上でしょう。
価格は、高めに設定されますが、相当良い出来と判断されているのだと思います。
実際に、牧場で見ると、この馬だけ手綱のほかにもう1本ロープを足して引かれていて、どうしてかと聞いたら力が強くて手綱だけではもっていかれると話していました。
その方はこの中では1番だと絶賛していて、特に足もとは太鼓判だと言ってました。
個人的には足もとが不安なタキオン産駒にしては非常に心強いコメントだと思いました。
もう一つ話題があって、キャロットの栗東担当のスタッフの方が大久保トレーナーにこの馬が良いから見てきてって言われたそうで、トレーナーも注目している馬だと言っていました。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
posted by 楽天馬 at 16:52| 関西馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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