2010年09月19日

50.アルフィルク(タイキポーラ の09)

【馬名】 アルフィルク(タイキポーラ の09)
【由来】 ケフェウス座のβ星。未来の北極星になる星の名。世代の中心となるような活躍を期待して。母名・兄姉名より連想。(アラビア語)
【性別】 牝
【毛色】 栗 
【父】 アグネスタキオン
【母】 タイキポーラ (母父 トウカイテイオー )
【生年月日】 2009年2月12日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 2400 万円(一口価格 6 万円)
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【カタログのコメント】 タキオン産駒らしさを挙げていけば本馬ができ上がるように、毛色もさることながら薄い皮膚や筋肉質で詰まった体つきなど非常に父に良く似た馬体をしています。健康状態を示す毛ヅヤも良好で、内臓面の丈夫さは約束されたようなものでしょう。常歩では体を大きく使った完歩の大きな歩様を見せ、また跳びの大きな手先の軽いフットワークでぐんぐん加速していく様は特筆すべきものです。兄ネオポラリスの躍進によって目が離せなくなったこの血統ですが、母は7勝の実力馬であり、そろそろ一線級の活躍馬が出ても良い頃ではないでしょうか。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1996 生まれ、本馬は 13 歳の時の産駒
【母の戦歴】 "7勝,マーメイドS-JPN3,飛鳥S,道頓堀S,不知
火特別,エルフィンS-OP2着,阪神牝馬S-JPN24着,クイーン
S-JPN35着,京都牝馬S-JPN35着"
【母の引退時期】 2002/1/27 (引退年齢 6 歳)
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【初仔の生年月日】 2003/5/5
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 4

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母は、現役時代非常によく走った牝馬ですが、6歳で繁殖入りはまだしも、その戦歴と走ったステージの厳しさを考えると32戦は大過ぎで、もっと休養して繁殖入りすべきだったと思います。
これまでの産駒にもその影響は少なからず出ている思いますが、あくまで繁殖ポテンシャルは、体質的な弱さが出る可能性(確率)の指標ですから、ポーラシークエンスやネオポラリスのようにそこそこ走ってくれる産駒もでるわけです。
いずれにしても、本馬も体質面でのチェックは欠かせません。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 5代アウトブリード
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【父】 アグネスタキオン
"【競走成績】
4勝、皐月賞-JPN1、総合・2歳チャンピオンサイアー。

【種牡馬成績】
ディープスカイ(東京優駿-JPN1、NHKマイルC-JPN1)、ダイワスカーレット(有馬記念-G1、桜花賞-JPN1)、キャプテントゥーレ(皐月賞-JPN1)、リトルアマポーラ(エリザベス女王杯-G1)、ロジック(NHKマイルC-JPN1)"
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【母父】 トウカイテイオー
"【競走成績】
東京優駿-JPN1、ジャパンC-G1、顕彰馬、年度代表馬。

【種牡馬成績】
トウカイポイント(マイルCS-JPN1)、ヤマニンシュクル(阪神ジュベナイルF-JPN1)、ストロングブラッド(かしわ記念-JPN1)

【母の父として】
ヴィーヴァヴォドカ(フラワーC-G3)、ネオポラリス(ムーニーバレーRC"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母父トウカイテイオーは、トウルビオン系パーソロンからシンボリルドルフ、トウカイテイオーとつながり、日本で一時代を築いた血統です。
近大競馬ではトウルビオン系というより、三大始祖の一つであるバイアリーターク系そのものが、主流としては残れないくらいの先細り血脈となっていますが、一方で血の活性力を高めるためには、こういう零細血統との配合が最近注目されてきています。

母母父Chief Singerは、スピード持続型のボールドルーラー系の種牡馬で、ジュライC−GI、サセックスS−GIを勝ち、短−マイル中心に活躍しました。姪にシーザリオの母キロフプリミエールがいます。その母系にはタフなスタミナに良さがあるセントサイモン系のLe Fabuleuxがいます。

母母母父ハビタットは、仕上がりの良さとスピード値の高さに定評のある種牡馬です。
その父サーゲイロードはターントゥ系の快速馬で、母父オキュパイはブルドッグ、テディと底力と粘りに良さのあるテディ系です。

母母母母父トムロルフは、タフなスタミナ血統のリボー系の種牡馬です。

父アグネスタキオンの産駒は芝の中距離〜クラシックディスタンスで、種牡馬としては本格派に分類されます。
産駒の馬体は、牡馬であっても骨太の感じではなく、つなぎも肢の長さの割には短めで細いのが特徴です。
全体的にスリムで軽快なタイプが多いため、馬体が減りやすく、立て直すのに時間がかかることもあって、初年度産駒は2勝目に時間がかかる産駒が多かったのですが、その後、厩舎側も大体その特徴が飲み込めたようで、長く走れるタイプや、遅くデビューして活躍してくるタイプも出てきています。
早熟という風評もダイワスカーレットやディープスカイらの活躍で、どうやら終息に向かっている感じですが、一方で今度は故障が多いというのがひとつの傾向として疑われています。特に激走型の産駒には、頻繁に発生していますね。
個人的には、産駒は小柄なタイプよりある程度馬格がある方が良いと思います。
また、全体的に筋肉質なのが特徴のひとつですが、特に1歳時からトモにしっかりと筋肉がついたタイプの方が、早い時期から活躍しているようです。
相手繁殖には、基本的にはスピードとスタミナのバランスはもちろんですが、それより体質的な弱点を補強するために、異系血統や零細血統を含んだ逞しい血を持った母系が望ましいと私は思っています。

母系は、全体的には、スピードとスタミナのバランスは取れていますが、決め手が少し不足している感じです。
そこに父アグネスタキオンは、絶妙で、これはおもしろいですね。
早熟性が発揮されればさらにベターでしょう。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、特定のクロスの効用や相性(ナスキロなど)については勉強不足。というかあまり興味がない。)
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3.厩舎診断
【調教師】 松元茂樹
2010リーディング(8.15現在) 57 位、勝利数 13 勝,勝率 0.078 連帯率 0.156 管理代表馬 ラヴェリータ
2009リーディング 30 位、勝利数 26 勝,勝率 0.107 連帯率 0.184 管理代表馬 アルナスライン
2008リーディング 69 位、勝利数 19 勝,勝率 0.069 連帯率 0.12 管理代表馬 ファリダット

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 156
胸囲(cm) 184
管囲(cm) 19
体重(kg) 442
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 −
【前肢のブレ】 −
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "ちょっと脚が長めですが、バランスの良いきれいな馬体をした馬です。
顔は賢く、おとなしそうです。
首はちょっと短めですが、角度は良い感じです。
肩は上腕三頭筋の発達が目立ち、その角度や胴の雰囲気からするとマイルから中距離までやれそうです。
繋ぎはまずまず角度良く、短めで安定感があり、クッションは気持ち硬めの感じです。
管囲は、細めでマイナス要素です。
二の腕が立派で、パワーがありそうです。
胴回りはしっかりした感じで、背中が短めでトモ高ですが、背たれを感じさせません。
トモは、まだ発達途上ですが形良く、全体としては大きく見せ、容量もありそうです。
尻尾の先がちょっと切れ切れに見えますので、内臓面がどうかと思いましたが、腹袋はまずまず立派で、そんなに気にする必要もないかもしれません。
飛節はしっかりした感じで、後肢のアクションも安定しています。
歩様全体としては欠点がほとんど無いと思います。
馬体サイズは、体高もあり、まだ大きくなる要素がありますので、問題ないと思います。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖ポテンシャルは、体質面でちょっと不安がありますが、血統面、トレーナーは申し分ないです。
馬体は、タキオンにしてはごつごつしていない感じで、母系の影響を結構受けている感じです。
早いデビューを目指して、それが実現できたときには好結果が期待できる感じがします。
血統と馬体の距離適性は大体一致していて、マイル−中距離辺りでしょう。
価格は牝馬ですが、馬体の出来が良いので、こんなもんでしょうね。
いろいろな意味で欠点が少ないとは思いますが、唯一やはり体質面で問題が発生しないこと、そこだけが勝負です。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
posted by 楽天馬 at 16:55| 関西馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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