2010年09月19日

53.アプリコーゼ(マチカネハナサソウ の09)

【馬名】 アプリコーゼ(マチカネハナサソウ の09)
【由来】 「杏」の意。花言葉の一つに誘惑の意味を持つ。母名より連想。(独語)
【性別】 牡
【毛色】 黒鹿
【父】 シンボリクリスエス
【母】 マチカネハナサソウ (母父 スペシャルウィーク )
【生年月日】 2009年4月17日 生まれ
【生産牧場】 待兼牧場
【募集価格】 1800 万円(一口価格 4.5 万円)
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【カタログのコメント】 名種牡馬グリーンデザートから米2歳牝馬チャンピオンのアルセアへとたどる祖母は、北米の重厚な血脈を全身に受け継ぎ、芝・ダートを問わず短距離にて堅実さを示しました。本馬は全身が実にバランス良くスッキリとまとまり、その伸び伸びと柔らかな身のこなしはサンデー系の血が加味された母系の特色をしっかりと継承しています。また、安定感のある四肢は、じっくりと成長を続ける上体をしっかりと受け止めています。スプリント色の強い体型からマイル戦以上で真価を発揮する父の産駒らしい、量感ある体型へと成長を見せる頼もしい一頭です。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2001 生まれ、本馬は 8 歳の時の産駒
【母の戦歴】 入着
【母の引退時期】 2006/9/2 (引退年齢 5 歳)
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【初仔の生年月日】 2008/4/25
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 9

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★★★
◆楽天馬の一言◆ "戦歴、引退から繁殖入りするまでも期間を考えても、十分な繁殖ポテンシャルがあると考えられます。
年齢も活躍馬が出る確率が高い繁殖黄金期ですので、後は種牡馬との相性次第でしょう。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 Hail to Reason 9.38% 4 x 5 ?
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【父】 シンボリクリスエス
"【競走成績】
日で2〜4歳時に15戦8勝。02 年、03年年度代表馬。有馬記念-JPN1(芝2500m)2回、天皇賞・秋-JPN1(芝2000m)2回、神戸新聞杯-JPN2(芝2000m)、青葉賞-JPN2(芝2400m)、東京優駿-JPN1 2着、ジャパンC-G13着2回

【種牡馬成績】
04年より供用。08年ファーストシーズンリーディングサイアー。サクセスブロッケン(フェブラリーS-G1、東京大賞典-JPN1、ジャパンダートダービー-JPN1)、アリゼオ(スプリングS-G2)"
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【母父】 スペシャルウィーク
"【競走成績】
10勝、東京優駿-JPN1、ジャパンC-G1。

【種牡馬成績】
シーザリオ(アメリカンオークス-G1、優駿牝馬-JPN1)、ブエナビスタ(桜花賞-JPN1、優駿牝馬-JPN1、ヴィクトリアマイル-G1)、インティライミ(京都大賞典-G2)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父スペシャルウィークは、名牝フロリースカツプの系統で、日本の誇る大牝系シラオキがいます。
その父サンデーサイレンスは言うまでもなく、母父マルゼンスキーのBMSとしての実績は本当にすばらしく、
マルゼンスキー自身のニジンスキー×バックパサー×プリンスキロという累代は見事です。
そこからハイペリオン系の凱旋門賞馬セントクレスピン、シンザンの父で7度日本のリーディングサイアーに輝いたヒンドスタン、BMSとしても活躍した大種牡馬プリメロと続くスペシャルウィークの累代は、これまた見事というほかありません。
BMSとしてスピードとスタミナの両方の資質を上手に伝えてくれそうです。

母母父PrivateAccountは、現役時代13戦6勝と短−中距離で活躍しました。
その父ダマスカスは、スタミナ豊富なテディ系の種牡馬で、日本ではノーザンテーストやサンデーサイレンスの母系にもその血統が見られます。
また、その母父バックパサーは、母父に入って優秀な競争資質を伝えるのは、もはや競馬界の常識となっています。
直系は、日本で種牡馬となっているシルバーチャーム(ドバイWC、ケンタッキーダービー、ブリークネスS勝ち)が有名です。

母母母父ダンジグは、種牡馬として主に短距離で活躍する馬を多く輩出していますが、結構奥が深くて、チーフズクラウン、ダンススマートリー、ダンジグコネクションのように、2000メートル前後の距離の競走でも勝っている馬がいます。
また、孫の世代になって優れたスプリント能力を伝えると同時に、距離適性も拡げており、エルハーブ(英ダービー)やピルサドスキー(ジャパンカップ、BCターフ)やディラントーマス(凱旋門賞、KGVI&QES)など、欧米の中長距離G1を制す産駒も出てきています。
また、産駒のデインヒル は距離不問の万能種牡馬として活躍しています。
日本では、直仔でGIを勝った馬はヤマニンパラダイスただ一頭だけで、同じく日本調教馬のアグネスワールドは海外でG1勝ちを2つ獲得していますが、これ以外に目立った成績は残していません。ただし、その血は多くの活躍馬の母系に入ってきています。

母系は、BMSとしては申し分ない血の集積となっており、活躍馬を出すベースは十分にあると思います。

父シンボリクリスエスの産駒は、骨格が太くて、早い時期から前後躯のバランスが良くて、サラブレッドとして理想的な好馬体が多いのが特徴です。
また、父に似て無駄な筋肉が少なく、胸囲があって、心肺能力が高く、いかにもスピード持続力が高そうな産駒が多いですね。
馬体だけ見ると相当活躍しそうな産駒が多いのですが、成績を見てわかるとおり、見映えに対しては若干割引が必要です。
また、本格化する時機が若干遅めという評価が、牧場でも既に定着してきていますので、これからはその点を考えて、産駒を分析することが必要です。
産駒は馬体バランスの良さを活かすためにも、飛節や繋ぎがしっかりとしたバネのある柔らかいタイプを選びたいですね。
ちょっと勝ちみが遅いという点を考慮すると、やはり晩成血統の繁殖との産駒はオススメできませんし、牝馬についてもかなり吟味しないといけませんね。特に仕上がりに時間がかかりそうな立派すぎる馬体の牝馬は要注意です。
クリスエスの血統全体としては芝の中−長距離をベースにしたタフなスタミナ(スピード持続)型の血統と言えると思います。

ちょっと決め手は母父に依存しなければならない感じですが、底力は十分で、スタミナ豊富ですから、芝の中−長距離で活躍できそうです。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、特定のクロスの効用や相性(ナスキロなど)については勉強不足。というかあまり興味がない。)
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3.厩舎診断
【調教師】 西園正都
2010リーディング(8.15現在) 17 位、勝利数 20 勝,勝率 0.101 連帯率 0.197 管理代表馬 エーシンフォワード
2009リーディング 12 位、勝利数 35 勝,勝率 0.113 連帯率 0.223 管理代表馬 イコピコ
2008リーディング 14 位、勝利数 31 勝,勝率 0.094 連帯率 0.155 管理代表馬 マイネルレーニア

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 153.5
胸囲(cm) 178
管囲(cm) 20.6
体重(kg) 444
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 −
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "頭が高めで、まだ背たれで幼い感じの馬体です。
気性は良さそうで、あまり手間がかからない感じに見えます。
首差しは、頭部が高くて角度がきついこと以外は、細めで、長さもちょうど良い感じです。
肩はまだちょっと貧弱で筋肉が付ききっていない感じです。
肩の角度と胴の感じから距離は中距離でしょうか。
繋ぎの角度は非常に良くて、クッションも良く効いています。
管囲も十分で問題ないです。
胴回りは幼く、背垂れ気味で、腰の筋肉もまだまだという感じです。
トモは、ボリュームがないですが、形はまずまず良くて、寛骨周りには太めの良い筋肉も見られます。
飛節はゴリッとしていますが、飛節の上が少し弱々しく見えます。
ただ、後肢のアクションは安定していて非常に良くて、大丈夫そうです。
歩様全体では、欠点がほとんど無く、好印象です。
馬体サイズは問題なく、トモ高の馬体ですので、成長分も考えればまだかなり大きくなりそうです。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖ポテンシャルは高く、血統もまずまず、トレーナーも良いですね。
馬体は、欠点が少なく、丈夫な感じがします。
距離適性は血統的にも中距離で一致しています。
価格は牡馬にしては安めで手が出しやすい感じです。
母父スペシャルの胴のびの良さが出過ぎた感じで、その点現状の雰囲気はイマイチですが、繁殖ポテンシャルを考えるとひとつ勝てばそうとう丈夫に走ってくれそうな馬です。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
posted by 楽天馬 at 16:57| 関西馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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