2010年09月19日

59.ランプーン(カートゥーン の09)

【馬名】 ランプーン(カートゥーン の09)
【由来】「風刺文」の意。母名より連想。(英語)
【性別】 牝
【毛色】 鹿 
【父】 ネオユニヴァース
【母】 カートゥーン (母父 リアルシャダイ )
【生年月日】 2009年4月14日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 1400 万円(一口価格 3.5 万円)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【カタログのコメント】 牝馬の割に体格に恵まれている本馬ですが、スラリと上品な首差しに伸びのある胴を持ち、父の産駒特有の軽快感は損なわれていません。良質な筋肉を駆使したストライドの大きいキャンターは無駄な動きが一切なく、最小のエネルギーで最大の効果を生み出しています。普段は扱いやすいものの自己主張の強い一面も持ち合わせており、この気性はレースでの勝負根性へと昇華されるはずです。血統・馬体・動きから、本馬の能力が最大限に発揮されるのは広い競馬場での芝中距離戦線であり、今から大舞台での活躍が目に浮かんでくるようです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
[募集馬診断レポート]
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1995 生まれ、本馬は 14 歳の時の産駒
【母の戦歴】 "5勝,オークランドRCT,兵庫特別,定山渓特別,
知床特別,吾妻小富士オープン-OP2着,アルゼンチン共和国杯
-JPN25着"
【母の引退時期】 2000/12/23 (引退年齢 5 歳)
−−−−−−−−−−
【初仔の生年月日】2002/4/7
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 4

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母は正味1年半弱の短期間に16戦5勝の好成績を収め、4ヶ月程度の休養を挟んで繁殖入りしました。
初仔は中央で勝ち上がりましたが、それ以外の産駒は勝ち上がっておらず、その初仔もその1戦のみで引退しています。
本馬が7番仔で、繁殖適期も外れてきており、繁殖ポテンシャルは低く見積もらざるを得ないでしょう。
もちろん、相手種牡馬との相性次第で活躍馬を出す可能性は残されている繁殖だと思います。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2.血統診断
【本馬の5代クロス】 "Hail to Reason 12.50% 4 x 4
Native Dancer 6.25% 5 x 5
Nashua 6.25% 5 x 5 "
−−−−−−−−−−
【父】 ネオユニヴァース
"【競走成績】
日で2〜4歳時に13戦7勝。03年最優秀3歳牡馬。東京優駿-JPN1(芝2400m)、皐月賞-JPN1(芝2000m)、産経大阪杯-G2(芝2000m)、スプリングS-JPN2(芝1800m)、きさらぎ賞-JPN3(芝1800m)

【種牡馬成績】
05年より供用。ロジユニヴァース(東京優駿-JPN1、弥生賞-JPN2、ラジオNIKKEI 杯2 歳S-JPN3、札幌2歳S-JPN3)、ヴィクトワールピサ(皐月賞-G1、弥生賞-G2、ラジオNIKKEI杯2歳S-JPN3)、アンライバルド(皐月賞-JPN1、スプリングS-JPN2)、ネオヴァンドーム(きさらぎ賞-G3)、ビッグバン(北海道2歳優駿-JPN3)"
−−−−−−−−−−
【母父】 リアルシャダイ
"【競走成績】
仏2勝。

【母の父として】
アドマイヤジュピタ(天皇賞・春-JPN1)、イングランディーレ(天皇賞・春-JPN1)、トウカイポイント(マイルCS-JPN1)、サンライズバッカス(フェブラリーS-G1)、プライドキム(全日本2歳優駿-JPN1)"
−−−−−−−−−−
◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "母父リアルシャダイは、ヘイルトゥリーズン系の血を日本に広めた最初の功労者で、現役時代はドーヴィル大賞典(G2)を含む8戦2勝ですが、ジョッケクルブ賞2着、サンクルー大賞典3着、凱旋門賞5着等一線級相手でも好成績を挙げています。
本質は堅実な成長力と抜群のスタミナを伝える晩成・長距離型の種牡馬で、晩年は多くの優秀なステイヤーを輩出しています。
例としては1995年の天皇賞(春)では1ー3着を独占が有名です。
直仔には、足もとに不安がある産駒が多いことで知られていますが、私の知る限りではBMSに入ってはほとんどそのような傾向は感じられません。

母母父ミスタープロスペクターは、世界に一大主流血脈を形成する大種牡馬で、産駒のステークスウィナーはノーザンダンサーを抜いて世界一位となったとも言われています。スピードに勝った産駒が多く、米競馬においては、特にダート短距離は得意中の得意です。個人的には、この種牡馬が成功したのは、早熟血統ということが相当影響しているように思います。
その産駒は、父の遺伝力を受け継ぎ、すさまじい勢いで枝葉を世界に伸ばしており、日本でも有名なシーキングザゴールド、キングマンボ、ガルチ、ゴーンウェスト、アフリート、マキャヴェリアン、ミスワキ、ジェイドロバリー、フォーティーナイナー、マイニング、ウッドマン、クラフティプロスペクターなど挙げればきりがありません。
そんな大種牡馬でも日本の高速競馬への対応は簡単ではなく、どちらかと言えば日本ではダートで大成する産駒の方が数多く出ていますが、キングマンボやシーキングザゴールドなどのように日本の芝競馬に対応できる種牡馬もいて、その産駒の中にはキングカメハメハをはじめ重賞戦線で活躍する馬も数多く出現しており、今後我が国でも最も注目される血統と言えます。
特にキングカメハメハは、脚質といい、早熟性といい、ミスプロ系の特徴を良く受け継いだ種牡馬と言えます。

母母母父ネヴァーベンドは、Nasrullah系の中ではパワーがある方で、重たい芝やダートもOKです。
母父に入るとピード持続力を補完すると言われます。

父ネオユニヴァースは、1世代目で牡馬の2冠を制し、2世代目も皐月賞を制し、名種牡馬への道を着実に歩み始めました。
ネオユニヴァースの血統は、ニックスであるヘイルトゥリーズン系とエタン系の組み合わせです。
母ポインテッドパスは、その父(本馬の母父)がエタン系Kris(特徴としてはネイティヴダンサー系そのままで”闘争心”、”スタミナ”、”パワー”という感じ)、そしてボトムラインは”スタミナ”、”底力”の配合が多く、結構”スピード持続力”、そして”粘り”がありそうです。
血統構成自体としては、ネアルコなどの主流に、異系、零細血統がこれでもかという感じで重ね合わされており、重厚で丈夫な遺伝子を形成している感じがします。
そこにサンデーサイレンスが配合されて、”スピード”と”決め手”を得、ネオユニヴァースの活躍が生まれたのですから、その資質を産駒に余すところ無く遺伝できれば、多くの名馬が生まれることは必然でしょう。

相手繁殖には、粘りのあるスピード持続型に、スピード値が高い血が多少入っていた方が良さそうで、今の日本ではむしろそういう系統の繁殖が非常に多くて、ほとんど相手には困らない気がします。
ニジンスキー系、ボールドルーラー系、レッドゴッド系、ダンジグ系、リファール系、ネヴァーベント系、フォルティノ系など、相性の良さそうな系統は実に多いと思われますし、もちろん万能血統のノーザンテーストや、トニービンのように持続力+瞬発力を兼ね備えた血統の繁殖も配合相手として良いと思われます。
仕上がりは早い方で、馬場適性、距離適性を含めて、まさに春のクラシック仕様の種牡馬と言えるのではないでしょうか。

全体的にスピード&パワー、そしてスタミナとバランスが良いと思いますが、父ネオユニヴァースでさらにスピードとスピード持続力が強化され、血統的には申し分ないと思います。"
−−−−−−−−−−
※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、特定のクロスの効用や相性(ナスキロなど)については勉強不足。というかあまり興味がない。)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
3.厩舎診断
【調教師】 庄野靖志
2010リーディング(8.15現在) 82 位、勝利数 11 勝,勝率 0.096 連帯率 0.165 管理代表馬 ダイシンオレンジ
2009リーディング 142 位、勝利数 10 勝,勝率 0.055 連帯率 0.126 管理代表馬 ダイシンオレンジ
2008リーディング 149 位、勝利数 10 勝,勝率 0.058 連帯率 0.146 管理代表馬 ホクトスルタン

◆楽天馬の評価◆ ★★★★☆☆☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 153.5
胸囲(cm) 176
管囲(cm) 19.2
体重(kg) 415
−−−−−−−−−−
(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 −
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
−−−−−−−−−−
◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "きりっとした顔立ちの牝馬で、牝馬らしいスレンダーな馬体の馬です。
頭部は小さく、首差しよく、理想的です。
肩はまだ発達途上ではありますが、それでも胸前にかけてほどよい筋肉がついています。
肩の角度と胴の感じから、距離はマイルよりちょっと長めという感じでしょうか。
繋ぎの角度良く、クッションも良い感じです。
管囲はちょっと細めでマイナス要素です。
全体的に胴は少し詰まり気味ですが、窮屈な感じではありません。
胴回りはすっきり見せ、無駄肉が付かない感じで仕上げ易そうです。
背中は短めで、腰もしっかりした感じです。
トモはコンパクトで、発達途上ですが、既に幅が出そうな素養が見られます。
飛節より上が少し頼りなく見えますが、後肢の歩様からすると問題ないものと判断します。
歩様全体では欠点が非常に少なく、この時期としては安定している方だと思いますし、トモ高で後肢の踏み込みはやや硬めですが、それでも許容内です。
馬体サイズは小さめで、体高もそんなに大きい方でないので、牝馬ではありますが、減点対象とします。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖ポテンシャルはちょっと低めですが、血統はすごくおもしろいですね。
トレーナーは牧場の人は良く言っていますので、まず良いのだと思います。
馬体はバランスは良いですがやはりちょっと小さいですね。
距離適性は、馬体からマイルよりちょいと長めという感じで血統ともまずまず合っています。
ネオ産駒にして価格が大変安く設定されています。
馬体が大きくなってきたらねらい目かもしれません。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
posted by 楽天馬 at 17:02| 関西馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。