2010年09月19日

60.イーリス(ショウナンアクシア の09)

【馬名】 イーリス(ショウナンアクシア の09)
【由来】ギリシャ神話に登場する「虹の女神」。 天界屈指の俊足と謳われた女神にあやかって。(希語)
【性別】 牝
【毛色】 栗 
【父】 フジキセキ
【母】 ショウナンアクシア (母父 ヘクタープロテクタ )
【生年月日】 2009年2月7日 生まれ
【生産牧場】 白老F 
【募集価格】 1800 万円(一口価格 4.5 万円)
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【カタログのコメント】 オープンで活躍中の姉ショウナンラノビアは、当初はダートでの追込一手でしたが、実戦を積みながら先行力を磨き、古馬になって芝へと活躍の場を広げたように、幅広いレース選択ができる成長力がこの母系の特長です。サンデー系の中でも力強い父を持つ本馬も容積のある雄大なスケール感が出てきており、日頃の柔軟な身のこなしにも好感が持てます。加えて性格的にも適度のテンションを保ち、張りのあるコンディションを維持しているのもプラス材料です。これだけの好条件が揃う本馬だからこそ姉と同じく長きに渡って馬主孝行してくれるはずです。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1994 生まれ、本馬は 15 歳の時の産駒
【母の戦歴】 1勝
【母の引退時期】 1997/8/23 (引退年齢 3 歳)
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【初仔の生年月日】 2000/3/10
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 20

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "3歳で4戦のみで引退した母ですが、引退後1年以上して5歳で実質初めて種付けされています。
産駒は相手種牡馬との相性に影響を受けるようで、傾向がバラバラで、つかみどころがありませんが、ショウナンラノビアなど3歳デビューでもタフに走った産駒がおり、繁殖ポテンシャル自体は低くないようです。
ただ、年齢も年齢ですので、今後活躍馬を出す確率は低くなっていきます。
本馬も父との相性次第という感じでしょうか。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 5代アウトブリード
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【父】 フジキセキ
"【競走成績】
日で2〜3歳時に4戦4勝。94年最優秀2歳牡馬。朝日杯3歳S-JPN1(芝1600m)、弥生賞-JPN2(芝2000m)

【種牡馬成績】
95年より供用。カネヒキリ(ジャパンCダート-G1、同-JPN1、フェブラリーS-JPN1、川崎記念-JPN1、東京大賞典-JPN1、ジャパンダートダービー-JPN1、ダービーグランプリ-JPN1) 、サンクラシーク(ドバイシーマクラシック-G1、ケープフィリーズギニー-G1、マジョルカS-G1、ウーラヴィントン2200-G1)、キンシャサノキセキ(高松宮記念-G1)、ファイングレイン(高松宮記念-G1)、エイジアンウインズ(ヴィクトリアマイル-JPN1)、コイウタ(ヴィクトリアマイル-JPN1)、ダノンシャンティ(NHKマイルC-G1)、グレイスティアラ(全日本2歳優駿-JPN1)"
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【母父】 ヘクタープロテクタ
"【競走成績】
全欧2歳チャンピオン、仏9勝、仏2000ギニー-G1、ジャックルマロワ賞-G1。

【母の父として】
ブラックエンブレム(秋華賞-JPN1)、アドマイヤメイン(青葉賞-JPN2)、プリンシパルリバー(全日本2歳優駿-JPN2)、アイアンルック(毎日杯-G3)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父ヘクタープロテクターは、父がミスタープロスペクターの直仔のウッドマン、母父がネヴァーベンド系リヴァーマンという血統です。
その父ウッドマンはミスプロ系種牡馬の中でも珍しく芝を得意とした種牡馬で、日本でもヒシアケボノがスプリンターズSを勝っています。一方、ダートも苦手ではなく、ティンバーカントリー、ハンセルがブリークネスS−GIを勝っています。
その母父リヴァーマンは、タフなスピード持続系種牡馬です。
また、母コルヴェヤは、キーンランドセールで700万ドルで取引された名繁殖で、産駒にはヘクタープロテクターのほかに英1000ギニー、チャンピオンSを勝ったボスラシャム(ヘクタープロテクターの全妹)がいます。
ヘクタープロテクターの産駒の特徴としては、馬場適性はダート、芝がほぼ半々で、距離はいずれの馬場も1800m以下がほとんどです。
また、勝ち上がり率が非常に高く、大勝ちする産駒は少ないものの、2、3勝する産駒が非常に多いのが特徴です。
調子の波も大きく、調子に乗れば短期間に一気に駆け上がるタイプの産駒もいます。

母母父ウォローは、現役時代、短−中距離で11戦9勝、英2000ギニー-G1、エクリプスS-G1、サセックスS-G1、デューハーストS-G1、ベンソン&ヘッジスGC-G1とGIを5勝した快速グレイソヴリン系の名馬です。

母母母父ネヴァービートは、ナスルーラ系種牡馬で、4度リーディングサイアーに輝きました。産駒は、母系のブランドフォード系の血による効用なのか、スピードはもちろんのこと、スタミナ豊富な産駒も多く、幅広いステージで活躍しています。

父フジキセキは、昨年までの5年間のリーディングが、3位、2位、5位、2位、7位、そして今年は現時点(9/10現在)第2位と、既に10年連続ベスト10入りです。大半の良い繁殖を人気の新種牡馬達に持って行かれている中で、この成績は特筆すべきでしょう。
血統は、その父がサンデーサイレンスで、ヘイルトゥリーズン系の中でも”スピード”、”闘争心”にあふれ”決め手”鋭い種牡馬で、その母父Le Fabuleuxは、セントサイモン系で、その母がブランドフォード系と典型的なスタミナ血統です。
祖母Marston's Millは、その父(フジキセキの母母父)がマンノウォー系のインリアリティで、3大始祖ゴドルフィン・アラビアンの数少ない末裔で、零細血統による血の活性化が期待できます。

いずれにしても、母系はタフな”スピード持続型”と”底力”のある血がたくさん入った血統構成になっていて、総じて、母系は”スピード”と”決め手”が不足していたところに父サンデーサイレンスから足りないものが補強され、フジキセキは種牡馬としてバランス良い血統構成になっています。数年前までは、牝馬の活躍の方が目立っていて、牡馬はダートで活躍するケースがほとんどでしたが、最近になって、エイジアンウインズ(ヴィクトリアマイル)、ファイングレイン(高松宮記念)、キンシャサノキセキ(高松宮記念)、ダノンシャンティ(NHKマイルC)など、芝のGI馬が多数誕生しています。この芝の成績が上がった背景には、牧場がフジキセキに合う繁殖がようやくわかってきたというのもあるように思います。
産駒は馬体が筋肉ムキムキだったり、繋ぎが立ち気味だったりすると大半がダートに向かう傾向がありますが、近年は薄手で無駄肉が少なく伸びのある馬体の産駒は芝向きに出ることも割合多くなっています。また、収縮がきつくストライドが伸びないタイプは、ピッチ走法で、ダートや短距離に向かうことが多かったのですが、最近は、胴が少しゆるめで詰まっていないタイプの産駒の中から、芝短−中距離での活躍馬が出てくるようになりました。

母系は、スピード×スピード×スタミナという血統で、本馬は父フジキセキで、さらにスピードと決め手を強化しています。
ダートの短−マイル、あるいはダート、芝兼用のマイラーという感じですか。
馬体と距離適性がマッチングしていればおもしろいと思います。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、特定のクロスの効用や相性(ナスキロなど)については勉強不足。というかあまり興味がない。)
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3.厩舎診断
【調教師】 岡田稲男
2010リーディング(8.15現在) 41 位、勝利数 16 勝,勝率 0.078 連帯率 0.162 管理代表馬 ラッシュストリート
2009リーディング 30 位、勝利数 26 勝,勝率 0.085 連帯率 0.176 管理代表馬 エイシンアポロン
2008リーディング 19 位、勝利数 29 勝,勝率 0.101 連帯率 0.167 管理代表馬 ヒカルカザブエ

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 154
胸囲(cm) 181
管囲(cm) 20
体重(kg) 443
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 −
【後肢の踏み込み】 −
【前肢の肩の出】 −
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "トモを大きく見せ、窮屈なところが全くない馬で、前肢の球節にしっかり体重が乗った立ち姿が実に良い感じです。
顔は、かしこそうで、素直そうです。
首差しは、気持ち短めの感じではありますが、まず良いと思います。
肩から胸前にかけて柔らかそうな筋肉がついていて、ボリューム感もあります。
肩の角度と胴の感じから、中距離に合った馬体に見えます。
繋ぎの角度良く、クッションも良い感じです。
管囲は、十分なサイズです。
胴まわりは、若干幼さもみられますが、だらっとした背垂れではなく、しっかりとしている感じです。
背中はちょっと長めに見え、腹袋も立派です。
トモは大きく見せ、容量はかなりありそうで、既に寛骨周りの大腿二頭筋は太く、大腿筋膜、半腱半膜様筋も発達してきています。
飛節もゴリッと立派で、飛節の上も太めで良いカーブを描きしっかりとした感じです。
歩様全体としては、欠点が少ないですね。
馬体サイズは、トモ高で成長の余地を十分に残しているので、問題ないと思います。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖ポテンシャルはまずまずですね。血統はスピードがありそうで、父と母父は相性が良さそうに思います。
トレーナーは良いですし、馬体もフジキセキ産駒の芝で走る牝馬という感じです。
馬体から距離適性はマイルくらいまででしょうが、血統からもスピードが強く感じられ、よく合っています。
価格も安くて手頃で、牧場でも丈夫に稼いでくれそうだというコメントをもらいました。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
posted by 楽天馬 at 17:03| 関西馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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