2010年09月19日

61.アラビアンパール(ビワアラビアン の09)

【馬名】 アラビアンパール(ビワアラビアン の09)
【由来】 「アラビアの真珠」の意。競走馬として輝くように。母名より連想。(英語)
【性別】 牝
【毛色】 黒鹿
【父】 フジキセキ
【母】 ビワアラビアン (母父 Nijinsky )
【生年月日】 2009年4月17日 生まれ
【生産牧場】 白老F 
【募集価格】 1400 万円(一口価格 3.5 万円)
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【カタログのコメント】 サンデー系の中でも力強さを誇る父の産駒らしく、まだ完成の域には達していないながらも、狙いどおりに成長してくれたのが本馬です。弾力感が豊富な筋肉に覆われた臀部や、肩や背腰の丸みがかったラインはしっかりとした踏み込みを生み出す源になっており、常歩からキャンターへ加速していく様子は実に滑らかです。本馬の持つ反応の鋭い気性は父の良駒に共通しており、この馬体と併せ見てもそのデキの良さがうかがえます。希少となった絶大なる母父ニジンスキーとのニックスを改めて知らしめるような素晴らしい走りを期待しています。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1993 生まれ、本馬は 16 歳の時の産駒
【母の戦歴】 不出走
【母の引退時期】 不出走 (引退年齢 不出走 歳)
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【初仔の生年月日】 1999/3/16
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 不出走

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★☆☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "もともと母は不出走で、初仔、三番仔が勝ち上がっており、特に三番仔はタフに走りましたので、繁殖ポテンシャルの初期値としては高いと思いますが、02年から05年まで流産しており、母体の負担も大きかったと思われますし、16歳という年齢を考えると、ここから一発逆転の可能性は低いと考え、繁殖ポテンシャルをやや低めにしました。
本馬の三つ上のフォーマルハウトが2戦で引退、二つ上(父ゼンノロブロイ)と一つ上(アグネスタキオン)は未だにデビューしておらず、どうやら繁殖ポテンシャルはかなり低下しており、本馬が最終産駒になっています。
最後にもう一花という感じでしょうか。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 "Nearctic 12.50% 4 x 4
Almahmoud 6.25% 5 x 5"
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【父】 フジキセキ
"【競走成績】
日で2〜3歳時に4戦4勝。94年最優秀2歳牡馬。朝日杯3歳S-JPN1(芝1600m)、弥生賞-JPN2(芝2000m)

【種牡馬成績】
95年より供用。カネヒキリ(ジャパンCダート-G1、同-JPN1、フェブラリーS-JPN1、川崎記念-JPN1、東京大賞典-JPN1、ジャパンダートダービー-JPN1、ダービーグランプリ-JPN1) 、サンクラシーク(ドバイシーマクラシック-G1、ケープフィリーズギニー-G1、マジョルカS-G1、ウーラヴィントン2200-G1)、キンシャサノキセキ(高松宮記念-G1)、ファイングレイン(高松宮記念-G1)、エイジアンウインズ(ヴィクトリアマイル-JPN1)、コイウタ(ヴィクトリアマイル-JPN1)、ダノンシャンティ(NHKマイルC-G1)、グレイスティアラ(全日本2歳優駿-JPN1)"
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【母父】 Nijinsky
"【競走成績】
英年度代表馬、英愛仏11勝、英三冠。英チャンピオンサイアー。米BMSチャンピオン。

【母の父として】
ファンタスティックライト(BCターフ-G1)、ダンスインザダーク(菊花賞-JPN1)、ダンスパートナー(優駿牝馬-JPN1)、フリートストリートダンサー(ジャパンCダート-JPN1)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父ニジンスキーは、様々な距離レンジで活躍馬を輩出している名種牡馬です。
どちらかというとスピード持続力に優れた産駒が多いのが特徴で、私の中ではスタミナ系に属しています。
母系に入ると、さらに良い競争資質を遺伝しますね。

母母父ダマスカスは、スタミナ豊富なテディ系の種牡馬で、日本ではノーザンテーストやサンデーサイレンスの母系にもその血統が見られます。

母母母父ニアークティックは、ネガティヴニックスとして知られるネアルコ×ハイペリオンの配合で唯一の成功例と言われ、タフなスタミナと軽快なスピードを産駒に伝える種牡馬で、産駒には大種牡馬ノーザンダンサーやアイスカペイド、ノノアルコ(ダイユウサクの父)などの有名な種牡馬がいます。今回も産駒が募集されているワイルドラッシュの父です。

ということで母系のブラックタイプは、レッドランサムがいること以外は特筆すべきことがありませんが、結構構成としては、豊富なスタミナや粘りを活かしたスピード持続系で、底力もあります。

父フジキセキは、昨年までの5年間のリーディングが、3位、2位、5位、2位、7位、そして今年は現時点(9/10現在)第2位と、既に10年連続ベスト10入りです。大半の良い繁殖を人気の新種牡馬達に持って行かれている中で、この成績は特筆すべきでしょう。
血統は、その父がサンデーサイレンスで、ヘイルトゥリーズン系の中でも”スピード”、”闘争心”にあふれ”決め手”鋭い種牡馬で、その母父Le Fabuleuxは、セントサイモン系で、その母がブランドフォード系と典型的なスタミナ血統です。
祖母Marston's Millは、その父(フジキセキの母母父)がマンノウォー系のインリアリティで、3大始祖ゴドルフィン・アラビアンの数少ない末裔で、零細血統による血の活性化が期待できます。

いずれにしても、母系はタフな”スピード持続型”と”底力”のある血がたくさん入った血統構成になっていて、総じて、母系は”スピード”と”決め手”が不足していたところに父サンデーサイレンスから足りないものが補強され、フジキセキは種牡馬としてバランス良い血統構成になっています。数年前までは、牝馬の活躍の方が目立っていて、牡馬はダートで活躍するケースがほとんどでしたが、最近になって、エイジアンウインズ(ヴィクトリアマイル)、ファイングレイン(高松宮記念)、キンシャサノキセキ(高松宮記念)、ダノンシャンティ(NHKマイルC)など、芝のGI馬が多数誕生しています。この芝の成績が上がった背景には、牧場がフジキセキに合う繁殖がようやくわかってきたというのもあるように思います。
産駒は馬体が筋肉ムキムキだったり、繋ぎが立ち気味だったりすると大半がダートに向かう傾向がありますが、近年は薄手で無駄肉が少なく伸びのある馬体の産駒は芝向きに出ることも割合多くなっています。また、収縮がきつくストライドが伸びないタイプは、ピッチ走法で、ダートや短距離に向かうことが多かったのですが、最近は、胴が少しゆるめで詰まっていないタイプの産駒の中から、芝短−中距離での活躍馬が出てくるようになりました。

ということで本馬は、馬体次第では芝、ダートどちらでもいけそうで、さらにスピードと決め手を強化して、マイルからミドルレンジで活躍してくれそうな血統構成になりました。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、特定のクロスの効用や相性(ナスキロなど)については勉強不足。というかあまり興味がない。)
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3.厩舎診断
【調教師】 平田修
2010リーディング(8.15現在) 7 位、勝利数 24 勝,勝率 0.135 連帯率 0.281 管理代表馬 ケイアイガーベラ
2009リーディング 20 位、勝利数 31 勝,勝率 0.122 連帯率 0.2 管理代表馬 ローズカットダイヤ
2008リーディング 44 位、勝利数 23 勝,勝率 0.095 連帯率 0.198 管理代表馬 エイシンパンサー

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 153
胸囲(cm) 173
管囲(cm) 19.4
体重(kg) 441
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 △
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "冷静な目をした馬です。
父フジキセキなのでおとなしいとは考えられませんが、人には意外と従順なのかもしれません。
首差しは理想的で、長さ、太さともちょうど良いと思います。
肩はまだ未発達ですが、それでも胸前にはしっかりとした筋肉がついています。
肩の感じと胴の感じからマイルを主戦場にしそうな感じです。
繋ぎの角度は良く、クッションも良好です。
管囲はわずかに足りないくらいで、まあ良しとします。
胴は立派な腹袋で、背垂れ気味ですが、腰に良い筋肉がついていてだらっと下がった感じには見えません。
トモは、逆台形でスピード持続力のある形だと思います。
寛骨にそって大腿二頭筋が太く張っていて、大腿筋膜もなかなか良い雰囲気、半腱半膜様筋も割れてきていて、徐々に良い筋肉がついてきそうな雰囲気を持っています。
飛節は細めに見えますが、歩様は安定感があって、現時点としてはしっかりしています。
歩様全体としては、トモ高で後肢の踏み込みが浅いですが、それは成長と共に解決しそうで、まず問題ないでしょう。
馬体サイズはまあまあで、体高からそんなに大きくはならないかもしれませんが、中型くらいにはなるでしょう。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖ポテンシャルはだいぶ低くなっていますが、血統、トレーナーはまず良いと思います。
馬体はバランス良くサイズも良くて、好印象です。
距離適性は、馬体からマイルくらいに見えますが、血統的に父が強く出た感じでしょうか。
価格は、安い設定で体質面に問題がなければ、十分元はとってくれそうです。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
posted by 楽天馬 at 17:04| 関西馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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