2010年09月19日

62.オードゥルルド(オーベルゲイド の09)

【馬名】 オードゥルルド(オーベルゲイド の09)
【由来】「ルルドの水」の意。 フランス南西部のルルドという町にある「奇跡の泉」の聖水。古くから多くの人の信仰を集めている。父名・母名より連想。(仏語)
【性別】 牝
【毛色】 青 
【父】 フジキセキ
【母】 オーベルゲイド (母父 Kaldoun )
【生年月日】 2009年5月8日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 1600 万円(一口価格 4 万円)
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【カタログのコメント】 前半戦を終えてG1を2勝とまだまだ健在の父フジキセキ。太く逞しい首差し、容量があってどっしりと構える腹袋、重心が低く自信に満ちた起立姿勢など、本馬はそんな父の特長をしっかりと受け継いでいます。遅生まれでもあり、これでもまだ荒削りな面が目立つ現状で、今後の育成によって研ぎ澄まされていく過程が楽しみでなりません。普段は穏やかな性格も、ひとたび放牧地に放たれれば父譲りの馬体を躍動させながら駆け回り、その動きの随所にキラリと光る素質が垣間見えます。完成時にはその光の何倍もの輝きを放っていることでしょう。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 1996 生まれ、本馬は 13 歳の時の産駒
【母の戦歴】 "は仏国産,仏2勝,Prix Rose de Mai-L,
ペネロープ賞-G32着,ポモーヌ賞-G23着,Prix Joubert-L3着,
エドゥヴィル賞-G34着"
【母の引退時期】 不明 (引退年齢 不明 歳)
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【初仔の生年月日】 2002/2/2
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 不明

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "初仔グッドネイバー(サンデーサイレンス)の活躍や、産駒が比較的仕上がりが早く2歳時からデビューしていることから、疲労感を残して繁殖入りしたタイプでは無いと推察されます。よって繁殖としてのポテンシャルは高いと見て良いでしょう。
キャロットで募集されたカルカソンヌの活躍などを見ていると、まだまだやれると思わせますが、いよいよ繁殖適期も終盤で徐々に当たる確率は低くなってきそうです。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 Wild Risk 9.38% 4 x 5
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【父】 フジキセキ
"【競走成績】
日で2〜3歳時に4戦4勝。94年最優秀2歳牡馬。朝日杯3歳S-JPN1(芝1600m)、弥生賞-JPN2(芝2000m)

【種牡馬成績】
95年より供用。カネヒキリ(ジャパンCダート-G1、同-JPN1、フェブラリーS-JPN1、川崎記念-JPN1、東京大賞典-JPN1、ジャパンダートダービー-JPN1、ダービーグランプリ-JPN1) 、サンクラシーク(ドバイシーマクラシック-G1、ケープフィリーズギニー-G1、マジョルカS-G1、ウーラヴィントン2200-G1)、キンシャサノキセキ(高松宮記念-G1)、ファイングレイン(高松宮記念-G1)、エイジアンウインズ(ヴィクトリアマイル-JPN1)、コイウタ(ヴィクトリアマイル-JPN1)、ダノンシャンティ(NHKマイルC-G1)、グレイスティアラ(全日本2歳優駿-JPN1)"
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【母父】 Kaldoun
"【競走成績】
仏5勝。

【種牡馬成績】
オキュパンディスト(フォレ賞-G1)、メルカル(カドラン賞-G1)

【母の父として】
ファビラスラフイン(秋華賞-JPN1、ジャパンC-G1 2着)、スタリーン(メイトリアークS-G1)、ゴールデンアップルズ(ビヴァリーD.S-G1)ザフィーン(セントジェームズパレスS-G1)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父カルドゥンは、仏のリーディングサイアーで、切れ味鋭いカロ系の種牡馬で、母系に入って決め手を発揮する種牡馬です。重賞勝ちはないものの、種牡馬としては大成功を収め、日本ではファビラスラフィンの母父として有名です。距離は短めの血統です。

母母父ファビュラスダンサーも仏リーディングサイアーで、万能型の種牡馬です。

母母母父ジムフレンチは、サンタアニアダービーを制したスタミナ豊富なリボー系の中距離馬です。

母オーベルゲイド自身が重賞戦線で活躍した馬ですので、産駒にも期待は大きいですね。

父フジキセキは、昨年までの5年間のリーディングが、3位、2位、5位、2位、7位、そして今年は現時点(9/10現在)第2位と、既に10年連続ベスト10入りです。大半の良い繁殖を人気の新種牡馬達に持って行かれている中で、この成績は特筆すべきでしょう。
血統は、その父がサンデーサイレンスで、ヘイルトゥリーズン系の中でも”スピード”、”闘争心”にあふれ”決め手”鋭い種牡馬で、その母父Le Fabuleuxは、セントサイモン系で、その母がブランドフォード系と典型的なスタミナ血統です。
祖母Marston's Millは、その父(フジキセキの母母父)がマンノウォー系のインリアリティで、3大始祖ゴドルフィン・アラビアンの数少ない末裔で、零細血統による血の活性化が期待できます。

いずれにしても、母系はタフな”スピード持続型”と”底力”のある血がたくさん入った血統構成になっていて、総じて、母系は”スピード”と”決め手”が不足していたところに父サンデーサイレンスから足りないものが補強され、フジキセキは種牡馬としてバランス良い血統構成になっています。数年前までは、牝馬の活躍の方が目立っていて、牡馬はダートで活躍するケースがほとんどでしたが、最近になって、エイジアンウインズ(ヴィクトリアマイル)、ファイングレイン(高松宮記念)、キンシャサノキセキ(高松宮記念)、ダノンシャンティ(NHKマイルC)など、芝のGI馬が多数誕生しています。この芝の成績が上がった背景には、牧場がフジキセキに合う繁殖がようやくわかってきたというのもあるように思います。
産駒は馬体が筋肉ムキムキだったり、繋ぎが立ち気味だったりすると大半がダートに向かう傾向がありますが、近年は薄手で無駄肉が少なく伸びのある馬体の産駒は芝向きに出ることも割合多くなっています。また、収縮がきつくストライドが伸びないタイプは、ピッチ走法で、ダートや短距離に向かうことが多かったのですが、最近は、胴が少しゆるめで詰まっていないタイプの産駒の中から、芝短−中距離での活躍馬が出てくるようになりました。

ということで、父フジキセキは体質面でもプラスに働きそうですし、スピードと決め手も追加されそうで、母父の切れ味も素直に遺伝しそうで、期待したいですね。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、特定のクロスの効用や相性(ナスキロなど)については勉強不足。というかあまり興味がない。)
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3.厩舎診断
【調教師】 平田修
2010リーディング(8.15現在) 7 位、勝利数 24 勝,勝率 0.135 連帯率 0.281 管理代表馬 ケイアイガーベラ
2009リーディング 20 位、勝利数 31 勝,勝率 0.122 連帯率 0.2 管理代表馬 ローズカットダイヤ
2008リーディング 44 位、勝利数 23 勝,勝率 0.095 連帯率 0.198 管理代表馬 エイシンパンサー

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 155
胸囲(cm) 176
管囲(cm) 19
体重(kg) 432
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 −
【後肢の踏み込み】 △
【前肢の肩の出】 −
【繋ぎの柔らかさ】 △
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★☆☆☆
◆楽天馬の一言◆ "頭が高く、脚が長い、エジプト犬の様な馬体です。
目つきは悪いのですが、手綱の感じから気性は案外良さそうに感じますが、どうでしょうか。
首差しは、位置が高いこと以外は、まあまあという感じでしょう。
肩から胸前は良く発達し、上腕三頭筋に良い筋肉がついてきています。
肩の角度と胴の感じからマイルくらいが良さそうに思います。
繋ぎは立ち気味で、硬めです。
管囲も細めでマイナス要素です。
脚が長めでバランス的には、ちょっとマイナスです。
胴回りは遅生まれの割に幼さを感じませんね、しっかりしていて、背中も短めで腰にも良い筋肉が付き始めています。
トモは形良く、丸みを帯びたタイプで、大腿筋膜もまずまずです。
飛節は細めで、後肢のアクションは若干不安定ですが、現時点では許容内だと思います。
尻尾が切れ切れで先が毛先の色が変わっており、お腹も切れ上がっているので、内臓面がちょっと心配です。
歩様全体としては、トモ高で後肢の踏み込みが浅いのは仕方ないとして、それ以外はこれといった大きな欠点は見つけられませんでした。
馬体サイズは、遅生まれの牝馬なので、減点しなくても良いでしょう。おそらく450キロ超にはなってくれると思います。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖ポテンシャルはそこそこですが、血統構成は父フジキセキでおもしろいと思います。
トレーナーは良くですね。
馬体は、各部にちょっとずつマイナス要素を抱えていて評価を低くしましたが、まだ幼い馬体なのでこれから変わってきそうです。
距離適性は馬体からマイルくらいの感じですが、父フジキセキの牝馬ですから悪くありません。
価格もこれまでのオーベルゲイド産駒と比べると安く設定されていて手を出しやすくなっています。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
posted by 楽天馬 at 17:07| 関西馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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