2010年09月19日

64.ダローネガ(カメリアローズ の09)

【馬名】 ダローネガ(カメリアローズ の09)
【由来】 椿の品種名。八重又は千重咲きで大輪の花を咲かせる。母名より連想。(英語)
【性別】 牡
【毛色】 鹿 
【父】 ダイワメジャー
【母】 カメリアローズ (母父 ホワイトマズル )
【生年月日】 2009年5月4日 生まれ
【生産牧場】 ノーザンF
【募集価格】 2800 万円(一口価格 7 万円)
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【カタログのコメント】 本邦の古典的血脈を受け継ぐ母ですが、その戦歴は切れのある脚質を武器にマイル戦を中心とし23戦、掲示板をはずしたのはわずかに6回という堅実タイプでした。配合相手との相性によっては思いもよらぬ飛躍の可能性を秘めたその血脈に、大物種牡馬の呼び声高い父を配し誕生した本馬。その父譲りの馬体は5月生まれを感じさせない体格を有し、特に首から胸前の著しい発達が頼もしい限りです。また更なる成長を予見させる腹袋と柔軟な後躯の張りが、常に躍動感あふれるアクションを繰り出しています。父母同様にマイラーとしての飛躍が目に浮かぶ一頭です。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2000 生まれ、本馬は 9 歳の時の産駒
【母の戦歴】 "4勝,津田沼特別,カンナS-OP3着,フェアリー
S-JPN34着"
【母の引退時期】 2006/1/23 (引退年齢 6 歳)
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【初仔の生年月日】 2007/3/15
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 3

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "現役時代23戦という戦歴はかなり多い方ではありますが、ギリギリ許容内で、引退後繁殖入りまでの期間3ヶ月もギリギリ大丈夫という感じです。
さらに引退年齢6歳もポテンシャルが大きく落ちるリミット一杯で、総じて繁殖ポテンシャルはギリギリという感じです。
ただ、現役時代もレース感覚を上手に空けていて、さすが萩原調教師という感じで、繁殖入り直前半年はせいぜい2戦と推定され、それほど疲労感を残した感じもないので、そんなに神経質になる必要は無いでしょう。
むしろこれだけコンスタントにタフに走ったことには好感が持てますね。
母がタフに走ったから産駒もタフとは一概に言えませんが、その素養はあると見て良いと思います。
仕上がりも早そうで、繁殖黄金期をむかえ、さらに初仔アブラハムダービーの成績や経過を見て、繁殖ポテンシャルは高いと考えた方が良いでしょう。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 Northern Dancer 9.38% 4 x 5
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【父】 ダイワメジャー
"【競走成績】
日UAEで2〜6歳時に28戦9勝。06年、07年最優秀短距離馬。皐月賞-JPN1(芝2000m)、天皇賞・秋-JPN1(芝2000m)、安田記念-G1(芝1600m)、マイルチャンピオンシップ-G1(芝1600m)2回、同2着、毎日王冠-G2(芝1800m)、同3着、マイラーズC-G2(芝1600m)、ダービー卿CT-JPN3(芝1600m)、中山記念-JPN22着、関屋記念-JPN32着、ドバイデューティーフリー-G13着、有馬記念-G13着、同-JPN13着、スプリングS-JPN23着

【種牡馬成績】
08年より供用。10年の1歳世代が初年度産駒"
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【母父】 ホワイトマズル
"【競走成績】
英仏伊6勝、伊ダービー-G1。

【種牡馬成績】
アサクサキングス(菊花賞-JPN1)、イングランディーレ(天皇賞・春-JPN1)、シャドウゲイト(シンガポール国際航空C-G1)

【母の父として】
ディラクエ(北海道2歳優駿-JPN3)、ゼンノグッドウッド(大阪-ハンブルグC-OP)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★☆☆
◆楽天馬の一言◆ "母父ホワイトマズルは、ダンシングブレーヴの直仔で、自身は競走成績にムラがありましたが、種牡馬としては大いに成功を収めています。引退後すぐに日本に輸入され、初年度産駒こそビハインドザマスク(スワンS−GIIなど)のような短距離を得意とする馬を輩出しましたが、後にスマイルトゥモロー(優駿牝馬−GIなど)、イングランディーレ(天皇賞・春−GIなど)、アサクサキングス(菊花賞−GI)のような中長距離馬が出て、この血統本来の距離レンジの活躍馬が出てきました。
産駒は、ホワイトマズルの父ダンシングブレーヴの高い能力を発揮し、距離適性については気性を反映しやすい傾向があるため、産駒によって活躍する距離レンジが幅広いのが特徴です。
また、活躍馬の脚質についても極端で、例えば、ビハインドザマスクは追い込み、イングランディーレは逃げ、シャドウゲイト、アサクサキングスは逃げ〜先行で良績を残していて、バラエティに富んでいます。
種牡馬としての勝ち馬率が高いのはよく知られていて、4割近い成績を残す優秀な種牡馬なのですが、実は意外に知られていませんが、BMSとしての勝ち馬率の方が優秀で、5割を越えています。
この安定感は、私が勝手に推察するにはホワイトマズルの母系に入っているハイペリオン、マイバブー、ボールドルーラー、ラウンドテーブル(プリンスキロ)などのタフで優秀なスタミナ(スピード持続)系の血によるところではないでしょうか。

母母父キタノカチドキは、テスコボーイの直仔で現役時代は15戦11勝の成績でした。
早熟で阪神3歳S−GI(現2歳S)、フジテレビ賞スプリングS−GII、皐月賞−GIを勝ちデビューから7連勝でダービー挑戦し、様々な不利な条件が重なり3着と敗れるも、その後も神戸新聞杯−GII、京都新聞杯−GIIを勝ち、菊花賞−GIを制するなどテスコボーイ産駒の中でも最も距離融通性があったと言われます。古馬になってからは伸び悩み、結局古馬になってからの重賞勝ちはマイラーズC−GIIのみでしたが、天皇賞春−GIでも2着しています。ゲートに入らないなど気性難でも有名な馬でしたね。
産駒は、カイラスアモンなどが懐かしい名前がいますが、あまり有名な馬はでていません。近親にはニホンピロウィナーなどがいます。

母母母父バステッド(Busted)は、キングジョージ、エクリプスS、コロネーションS、フォア賞などを勝った名馬で、種牡馬になってもウィーヴァーズホール(愛ダービー)、ムトト(キングジョージ、エクリプス賞(連覇))、バスティノ(セントレジャー、コロネーションC、キングジョージ、パリ大賞典)などを輩出し、活躍しました。距離レンジは中−長距離で、ブランドフォード系らしい良いスタミナを伝える種牡馬です。

父ダイワメジャーは、新種牡馬ですので、未知数のところがありますが、産駒の馬体は筋肉質で、骨格もしっかりしており、タイプ的にはアグネスタキオン産駒に近い感じですね。
ただ、足もとは本馬の産駒の方がおそらく強いと思いますし、距離適性の幅も広いと思います。
ダイワメジャー自身は、皐月賞馬ではありますが、どちらかと言えば完成されたのは5歳でしたが、兄妹の競争成績からおそらく産駒は父よりは早熟と推察されます。
唯一、その歩様などから感じるのは、父が左回りを不得手にしていたように、本馬の産駒もちょっと不器用かもしれませんね。
ただ、スピードに乗ったときは、誰も止められないという競馬をしそうです。

全体的に高いスタミナ、スピード持続力を持った種牡馬が多いのが特徴です。
ただし、母のブラックタイプはお世辞にも良いとは言えず、特に祖母カプリコーン以下からのバックアップは個人的にはあまり期待できないと思っています。
しかしながら、母父ホワイトマズルの優秀さは、母自身に遺伝していて、重賞で4着しているように、決してポテンシャルは低くないことから、ここからの挽回は十分に可能性があると思います。
今回は父ダイワメジャーで、スピードと決め手が強化され、本馬の母系の底力がさらに活かされそうです。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、特定のクロスの効用や相性(ナスキロなど)については勉強不足。というかあまり興味がない。)
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3.厩舎診断
【調教師】 佐々木晶三
2010リーディング(8.15現在) 43 位、勝利数 15 勝,勝率 0.09 連帯率 0.151 管理代表馬 アーネストリー
2009リーディング 50 位、勝利数 23 勝,勝率 0.083 連帯率 0.145 管理代表馬 アーネストリー
2008リーディング 48 位、勝利数 22 勝,勝率 0.081 連帯率 0.18 管理代表馬 ダークメッセージ

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★☆☆
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 157
胸囲(cm) 173.2
管囲(cm) 21.6
体重(kg) 450
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 −
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "非常に落ち着いた感じの馬で、馬体にも迫力があり、意外と欠点の無い馬体です。
首差しは、ちょっと太めですが、まずまずでしょう。
肩から胸前の筋肉は立派で、特に胸前はすごくてパワーがありそうです。
肩の角度や胴の感じから中距離に出たようです。
繋ぎの角度は良い感じで、クッションも効いています。
管囲も十分です。
胴は大きな腹袋が印象的で、トモ高ですが、そんなに背垂れでもなく、背中も割合しっかりしている感じです。
トモの形から切れる脚のあるタイプで、大腿筋膜が良く発達しています。
飛節はゴリッとしていて、アクションも安定しています。
歩様全体としてはほとんど欠点らしい欠点がない感じです。
馬体サイズは、遅生まれで体高があるので、まだだいぶ大きくなるはずで、問題ないでしょう。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "繁殖ポテンシャルが高く、血統構成もおもしろいと思います。
トレーナーもまずまずだと思います。
馬体が実に良くて、派手さはないですが、すごいしっかりしていてまだまだよくなる感じがあります。
距離適性は馬体から中距離っぽいですが、母系や父の距離レンジが広かったことを考えると良く合っていると思います。
価格は、新種牡馬の牡馬としては安めに設定されていてお買い得感があります。
牧場でも多くのスタッフがほめていましたが、私も牧場で見直した馬です。
意外とこっちが当たりかも・・・(笑)"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
posted by 楽天馬 at 17:08| 関西馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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