2010年09月19日

87.ヴァリディオル(ヴァレラ の09)

【馬名】 ヴァリディオル(ヴァレラ の09)
【由来】 「より強い、よりたくましい、より健康な」の意。母名の響きより連想。(ラテン語)
【性別】 牝
【毛色】 鹿 
【父】 Dynaformer
【母】 ヴァレラ (母父 Monsun )
【生年月日】 2009年2月21日 生まれ
【生産牧場】 白老F 
【募集価格】 2400 万円(一口価格 6 万円)
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【カタログのコメント】 近年世界中で強い影響力を与えているドイツ血脈と、パワーヒッターたるロベルト系最後の大物種牡馬との配合の結果、美しい表情と馬体全体からオーラを発する素晴らしい逸材が誕生しました。現時点では無駄肉のつきにくい素軽いタイプの印象ですが、前向きな気性が日頃の運動量の増加に結びついて、重厚感のある血統どおりの更なる成長が期待されます。その後の調教によってじっくりと鍛錬され、心身共に完成すれば、おのずと進むべき道が拓けるはずです。早世した母の血を開花させるべく牝馬クラシックの王道へ突き進んで欲しい一頭です。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
【母の生年】 2001 生まれ、本馬は 8 歳の時の産駒
【母の戦歴】 "独国産,独3勝,ユングハインリヒガベルシュ
タプラー賞-G3,ブレーメン牝馬大賞典-G3,ヴィンターケーニギ
ン賞-G32着,独オークストライアル-G33着,Jean Harzheim-
Rennen-L3着,仏入着,ヴェルメイユ賞-G14着"
【母の引退時期】 不明 (引退年齢 不明 歳)
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【初仔の生年月日】 2007米国
【母の引退から繁殖入りまでの推定期間(月数)】 不明

◆楽天馬の繁殖P評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "データが本当にないので、この繁殖のポテンシャルについては想像の域を出ないですね。
07産が初仔のようで、母は5歳春で引退した可能性が高いですね。
重賞戦線で走っていますので、疲労感を残して繁殖入りした可能性もありますので、そこは馬体のチェックが必要です。
一方、初仔は米競馬で既に1勝を挙げており、ポテンシャルが高い可能性も高いことから、今回は期待感を込めてポテンシャルは高めに見ておこうと思います。"
※産駒の体質や活躍馬を出す可能性を母馬の繁殖入りの過程、年齢、産駒傾向など過去のデータから勝手に推察しています。
※ここでは活躍馬を出す時期を『繁殖適期』(6歳〜13歳)とし、このうち最も活躍馬を出す確率が高い時期を『繁殖黄金期』(6歳〜11歳)としています。
"【繁殖適期の解説】
データによれば繁殖適期内の中でも6歳をピークに徐々に産駒の勝ち馬率が下がる傾向にあり、11歳を過ぎると12歳から大きく下がり、13歳を過ぎるとさらに大きく下がります。もちろんこれは単なる平均的な数字で、いくつかのケースにおいては13歳過ぎてから突然活躍馬を出すことがあります。
例えば・・・、
一、繁殖が持っている血の資質に対して相性の良い種牡馬がなかなかいないケース、すなわち相手種牡馬を選ぶ繁殖の場合には、たまたま合う種牡馬に出会ったときに突然活躍馬を出すことがあります。
二、そもそも繁殖ポテンシャルが非常に高くて、初仔や二番仔から重賞勝ち馬など活躍馬をコンスタントに出すような名繁殖タイプは、繁殖適期を過ぎてもポテンシャルがそんなに落ちず、高年齢出産でも若干確率は下がるもののやはり活躍馬を出すことがあります。
三、その繁殖の産駒の馬体に一貫した欠点があり、その欠点を改善する方向の種牡馬を意図的に配合することで、活躍馬が出る場合があります。"
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2.血統診断
【本馬の5代クロス】 5代アウトブリード
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【父】 Dynaformer
"【競走成績】
米で2〜4歳時に30戦7勝。ジャージーダービー-G2(ダ10F)、ディスカヴァリーH-G2(ダ9F)、ギャラントフォックスH-G22着、ディキシーH-G22着

【種牡馬成績】
90年より供用。バーバロ(ケンタッキーダービー-G1、フロリダダービー-G1)、ウィーンワルツ(独ダービー-G1)、ヴァージェネス(ハリウッドダービー-G1)、スターラー(サンタマリアH-G1、サンタマルガリータH-G1)、クリティカルアイ(ガゼルH-G1、ヘムステッドH-G1)、ルカーノ(セントレジャーS-G1)、レインボービュー(フィリーズマイル-G1)、ゴシップガール(アメリカンオークス-G1)、サンドスプリングス(ダイアナH-G1)、コレクトザキャッシュ(クイーンエリザベス二世チャレンジCS-G1)、リスクアヴァース(クイーンエリザベス二世チャレンジCS-G1、フラワーボウル招待H-G1)、パーフェクトドリフト(スティーヴンフォスターH-G1)"
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【母父】 Monsun
"【競走成績】
独12勝、オイロパ賞-G1(2回)、アラルポカル-G1。

【種牡馬成績】
シロッコ(ブリーダーズCターフ-G1、独ダービー-G1)、ザムール(独ダービー-G1)、スキャパレリ(独ダービー-G1)

【母の父として】
ナイトマジック(独オークス-G1)、ザルヴェジャーマニア(ボールスンスパH-G2)"
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◆楽天馬の血統評価◆ ★★★★★★★
◆楽天馬の一言◆ "母父モンズーンは、ドイツでは日本のサンデーサイレンスみたいな存在の名種牡馬で、ドイツダービー馬3頭をはじめ、ステークスウィナー多数を輩出しています。その父ケーニッヒシュトゥールは、現役時代はドイツ三冠馬で年度代表馬、種牡馬になってから3度のリーディングサイアーに輝く名種牡馬です。
その父系はスタミナ豊富なブランドフォード系バーラムから続く血統で、直系では世界的にあまり残っていない血統です。
ケーニッヒシュトールの母系は、これまたスタミナ豊富なトゥルビオン系です。
総じて、直系は最近の世界のスピード血統の中で、かろうじて生き残っているスタミナ血統のひとつと言えます。
一方、母父はズルムー。ズルムーは、現役時代はドイツダービー馬にして、種牡馬になってリーディングサイアー6回、非常に血の活性力が高い種牡馬とも言われます。
ということで、モンズーンは、父と母父から非常に強力な遺伝力を受け継いでいる種牡馬であると言えます。

母母父ビッグシャッフルは、独リーディングサイアーに輝くこと3回の名種牡馬です。
現役時代もドイツ国内だけでなく、ジュライC2着、フォレ賞3着などヨーロッパの1線級とも互角の勝負をした馬です。
スピード持続力に良さがあるボールドルーラー系種牡馬で、活躍馬は多数です。

父ダイナフォーマーは、ロベルト系の後継種牡馬として活躍しており、その母父ヒズマジェスティの活性力をそのまま引き継いだ感じです。血統的にスタミナベースで、実はこのダイナフォーマーは、ブライアンズタイムとかなり似通った血統構成となっています。
父は同じロベルト、母の父ヒズマジェスティはブライアンズタイムの母の父グロースタークの全弟、曾祖母ゴールデントレイルはブライアンズタイムの祖母です。他にも近親に二冠馬エアシャカールとその半姉エアデジャヴー、エアデジャヴー産駒のエアシェイディ・エアメサイア兄妹、サンシャインフォーエヴァーなど日本と縁のある馬が多いですね。

この馬は、活力ある血の宝庫ですね。バランスも申し分なく、父も既に日本で活躍馬を輩出し、日本の競馬への適性も示していますので、問題ないでしょう。
将来繁殖牝馬としても相当期待される牝馬ですが、まずは競走馬として活躍して欲しいですね。"
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※母系の累代を中心にして、スピード、スタミナ、決め手(瞬発力)の血のバランスなどを中心に勝手に評価しています。
(クロスについては血の活性力や競争資質の強化、体質への影響という点での評価はある程度するものの、特定のクロスの効用や相性(ナスキロなど)については勉強不足。というかあまり興味がない。)
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3.厩舎診断
【調教師】 石坂正
2010リーディング(8.15現在) 9 位、勝利数 23 勝,勝率 0.146 連帯率 0.209 管理代表馬 ヴァーミリアン
2009リーディング 14 位、勝利数 34 勝,勝率 0.143 連帯率 0.228 管理代表馬 ヴァーミリアン
2008リーディング 12 位、勝利数 32 勝,勝率 0.145 連帯率 0.236 管理代表馬 ヴァーミリアン

◆楽天馬の評価◆ ★★★★★★★
※リーディング順位や活躍馬の管理実績から勝手に評価しています。
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4.馬体診断 ※測尺、馬体バランス、歩様などから総合的に評価しています。
(測尺) 体高(cm) 154
胸囲(cm) 173.5
管囲(cm) 19.4
体重(kg) 445
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(DVD診断) ※主に歩様からの評価です。
【後肢のブレ】 ○
【後肢の踏み込み】 ○
【前肢の肩の出】 ○
【繋ぎの柔らかさ】 ○
【前肢のブレ】 ○
優秀:○、普通−、やや不安△
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◆楽天馬の馬体評価◆ ★★★★★★☆
◆楽天馬の一言◆ "一見して馬体バランスの良さが目立つ馬です。
顔は賢そうでしっかりした印象です。
首差しは良いですね。
肩にはコンパクトですが、しっかりとして筋肉がついています。
上腕三頭筋にも薄めですが良い筋肉がついています。
肩の感じと胴の感じから中距離タイプではないでしょうか。
繋ぎの角度良く、クッションも良好です。
管囲はほんのちょっとアウトですが、減点するほどではありません。
胴回りは、腹袋が大きく、それでいてスリムで仕上げにくそうな感じはありません。
背中はトモ高ですが、胴長の割にそれほど背垂れ気味でもありません。
トモは、長さより幅に出てきそうな形で、寛骨周りや大腿筋膜は、今後大きく発達しそうな雰囲気があります。
飛節はしっかりしていて、後肢の動きも安定しています。
歩様全体としては、まず欠点が少ない馬だと言えます。
馬体サイズもちょうど良く、特に問題はありません。"
※測尺、馬体バランス、歩様などから勝手に評価しています。
※馬体の名称、筋肉の名称が分からない場合は以下を参照ください。
http://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/page4.html
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5.楽天馬の総合評価
◆楽天馬の総合評価◆ ★★★★★★★
◆楽天馬の一言◆ "繁殖ポテンシャルは未知数ですが、血統構成はすごく良くてなかなかスケールも大きいです。
トレーナーも文句なしです。
馬体もちょうど良いサイズで、欠点がほとんどありません。
距離適性は、馬体から中距離くらいで血統的にもよく合っているでしょう。
価格は、このくらいの血統の牝馬としては安いと思います。
繁殖としても高い価値があると思いますし、先物買いという点でもお買い得だと思います。"
※上記の4項目のバランス、そして価格を含めたお買い得感などを勝手に評価しています。
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※なお、データについては間違いが含まれている可能性がありますので、必ず自分でも公式サイトやJRAサイトなどで確認されますようお願い申し上げます。
"
また、間違いが発見された場合には、お手数ですがコメント欄にその旨記載していただければありがたいです。"
posted by 楽天馬 at 21:20| 関西馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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